バフェット太郎です。

22日、英金融大手のHSBCホールディングスが第4四半期決算を発表しました。純損益は-13億3000万ドルの赤字と、投資家を失望させる結果になりました。赤字になった主な要因は、アジア経済の成長鈍化により不良債権が増加したためです。

HSBCの株価は直近の高値(50ドル)からおよそ-40%減の30ドル台で推移しています。
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実は34ドルに2011年につけたサポートラインがあったのですが、簡単にブレイクアウトしてしまいました。その次のサポートラインは29ドル。さらにそれを割り込むようなら22ドルがターゲットになります。
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RSIは27ptと売られすぎのサインを示していることやPER8.23倍、配当利回り6.22%と割安感があることから底値は近いと思います。しかし、ここで気をつけなければならないことは今後も配当が維持されるかどうかです。

それを調べるとき、過去の実績を見るのが一番良いです。HSBCの10年分のEPS(一株当たりの利益)とDPS(一株当たりの配当)は以下の通りです。
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EPSは経済の浮き沈みに大きく影響を受けていることがわかります。また、DPSもその時々に合わせて変動させていることも確認できます。つまり、今後も配当が維持されるかどうかは期待できないというわけです。ただし、今期は減配はしたものの積極的に配当を支払うという姿勢は評価できると思います。

結論から言えば、ぼくは例え高配当利回りだとしても、こういう業績や配当が不安定な銘柄は避けたいです。なぜなら(チャートを眺めれば底値は近いのかなとか思うわけですが)、ドル建て債務に苦しんでいるアジア企業、また、そろそろ弾けそうな中国不動産バブルなど懸念材料が山ほどあるからです。もちろん、こういう誰もが投資したくないときに投資することが最もリターンが高いのも事実なわけで、勇気のある人は飛び込んでみたらいいと思います。グッドラック。

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