バフェット太郎です。

著名投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏がCNBCのインタビューで「FRBを過小評価していた。謙虚になるべきだ」と話しました。

一カ月前の講演では「米経済のV字回復は空想だ」と話していたので、相場見通しを180度変えたことを意味します。つまり、弱気派から強気派に転向したというわけです。

これは、S&P500種指数が一貫して上昇を続け、ついには史上最高値である3393ポイントにあと4.7%のところまで迫るに至るなど、株価がV字回復しているためです。ちなみに、ナスダック総合指数に至っては過去最高値を更新しています。

株価が上昇している主な要因は、FRBによるゼロ金利政策と無制限の量的緩和を実施する中で、労働市場が改善しつつあるなど経済再開への期待感が高まっているためです。

また、FRBが大規模な金融緩和をしばらく維持する公算が大きく、金融相場が今後数年間見込まれていることも相場を押し上げています。

なぜ、FRBが金融緩和をしばらく維持する公算が大きいのかと言えば、過去の反省があるからです。

というのも、2008年の金融危機後にFRBは量的緩和を実施したわけですが、2013年に景気回復に伴い当時のベン・バーナンキFRB議長が量的緩和縮小を示唆したことで、世界の株価が急落したのです。

そのため、同じ失敗を繰り返さないためにも、FRBの金融緩和はしばらく続き、金融相場が数年間続く公算が大きいのです。

ちなみになぜ、金利が下がると株価が上昇するのかと言うと、高いバリュエーションが容認されるからです。つまり、PERが上昇しやすいというわけです。

【S&P500PERと米10年債利回りの推移】
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事実、S&P500PERと米10年債利回りの推移を眺めると、概ね相関関係にあることがわかります。つまり、金利が低下するとPERが上昇し、金利が上昇するとPERが低下する傾向にあるわけです。

なぜ、金利が下がると高いバリュエーションが容認されるのかというと、そもそも企業価値(時価総額)とは、「企業が将来にわたって生み出す利益の総和を、現在価値に換算したもの」になるからです。

たとえば、10年後の100万円と今日の100万円とでは価値が違うことはわかると思います。これは、100万円を年平均10%で運用することができれば、10年後には260万円にもなるからです。逆の言い方をすれば、(金利10%の場合)10年後の100万円と今日の38万5500円{=100÷(1+0.1)^10}は同じ価値になります。

そして、仮に1%でしか運用できなければ、今日の100万円は10年後に110万円にしかなりませんし、逆の言い方をすれば、(金利1%の場合)10年後の100万円と今日の90万5300円{=100÷(1+0.01)^10}は同じ価値になります。

前述した通り、企業価値は「企業が将来にわたって生み出す利益の総和を現在価値に換算したもの」ですから、金利が低ければ低いほど、将来のお金の価値は高くなります。結果、それらの総和が企業価値となるので、金利が低ければ低いほど、時価総額は上昇するというわけです。

そしてそれはすなわち、市場が高PERを容認することを意味します。

FRBがゼロ金利政策と無制限の量的緩和を決定してから、未だ三カ月しか経過していません。これは言い方を変えれば、金融相場が始まったばかりであることを示唆しています。

ちなみに、これからブームになるのは高PERでも買われやすいハイテク・グロース株です。また、銘柄を研究する際は米国株専門の投資情報サイト「モトリーフール」が参考になると思います。

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グッドラック。 

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