バフェット太郎です。

先週のFOMC(連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備理事会)が「少なくとも2022年末までゼロ金利政策を維持する」として、長期の金融緩和方針を打ち出したことで、金先物価格は一時1750ドル台まで上昇しました。

そもそも、金を保有していも利息がつかないことから、金は金利上昇局面では弱含む傾向にある一方、金利下落局面では強含む傾向にあります。

そのため、FRBがゼロ金利を「少なくとも2022年末まで維持する」と表明したことは、2022年末まで金は大きく下がらないと解釈することができます。しかし、金先物価格は目先調整局面入りする公算が大きいです。

【金先物価格:2010-2020】
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金の長期チャートを眺めると、「カップ・ウィズ・ハンドル」を形成しています。「カップ・ウィズ・ハンドル」とは、伝説の投資家ウィリアム・J・オニール氏が好んだチャートパターンで、チャートの形がちょうどティーカップのような形をしていることから、その名が付けられました。

「カップ・ウィズ・ハンドル」のチャートパターンを簡単に解説すると、カップ型の底を形成したあと、一旦下落して”取っ手”部分を形成し、その後カップの上値を上にブレイクアウトすれば、カップの深さの分だけ上昇が期待できるというものです。

仮に2015年の安値1045.40ドルから2020年の高値1788.80ドル(+71.1%)分だけ上昇すると考えれば、1788.80ドルを起点に3060ドルまで上昇することが期待できます。

今秋にも景気拡大局面を迎えることが予想される中で、本当にこれから金が上昇するのか?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、2008年の金融危機後、金が本格的に大暴騰したのは2010年以降からでした。

つまり、2009年6月から景気拡大局面を迎えていることを考えれば、2020年末頃まで金が調整局面を迎え、2021年以降、再び大暴騰するといったシナリオは十分考えられるのです。

そのため、景気後退局面の中で上がるはずの金がなかなか値上がりしないことに投資家はヤキモキすると思いますが、金が巨大な「カップ・ウィズ・ハンドル」を形成していること、そして景気拡大局面でも金価格は大暴騰する実績があることから、目先調整局面が訪れたりしても焦って狼狽売りに走ったりせず、じっくりと保有した方が賢明です。

グッドラック。  

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