バフェット太郎です。

コロナ後の世界では、米中対立が一層激化することが予想されるわけですが、こうした中で漁夫の利を得ると予想されているのがベトナムです。

これは、米国と中国の政治的対立が続く中で、世界のグローバル企業は「脱中国化」を進めており、自国やベトナムなどに製造業の拠点を移しているためです。

【ベトナムの新規感染者数の推移】
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また、コロナ後の対応が奏功したことも、こうした流れを後押ししそうです。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、ベトナムの新規感染者数は累計349人、死者数0人と、感染拡大の封じ込めにほぼ成功しているのです。

もちろん、新興国ということもあり、その数字の信ぴょう性に対する議論はありますが、グーグルの移動データによると、職場や住宅地での活動は感染拡大前の状態に回復しており、多くの人たちが安心を取り戻していることがわかっています。

事実、5月のベトナムPMI(製造業購買担当者指数)は42.7と、前月の32.7から大幅に改善しています。

ベトナムのGDP(国内総生産)のうち、観光業が占める割合は10%以下に過ぎないので、コロナ後に旅行需要が低迷しても、特に打撃を受けるわけではありません。

また、コロナ後は製造業の需要がしばらく落ち込むことが予想されますが、それでも「脱中国化」が進むことを考えれば、ベトナムなどの安価な労働力を目当てに製造業の拠点を移す企業も出てくることが予想されますから、ベトナム経済にとっては追い風が吹いています。

実際、外国からの直接投資額はすでに過去最高水準に達していますし、韓国のサムスン電子のような製造業大手は以前からベトナムに進出しています。これは、ベトナムの人口構成が若年層が多くなっている事、そして政府の企業寄りの政策のおかげです。

【ヴァンエック・ベクトル・ベトナム株・ETF】
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ベトナム株ETFの推移を眺めると、13.76ドルと過去の価格と比べると割安感があります。ただし、株価チャートを眺めても上昇トレンドに戻る兆候は未だありませんから、ただちにベトナム株が大暴騰する兆しは見えません。

しかし、中・長期的に考えれば、ベトナム株は魅力的な投資対象になり得ると思います。

グッドラック。

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