バフェット太郎です。

「投資の初心者はハイテク成長株に投資すべき」

Twitterでこんな言葉が聞こえ始めてぼくはゾッとした。なぜなら、相場の格言には「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」とあるから、誰もが強気になれる投資対象というのは、強気相場の最終局面にある証拠だから。

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多くの投資家はハイテク株が新型コロナウイルスの感染危機の影響を受けにくいと考えていますし、FRB(米連邦準備制度理事会)による「ゼロ金利政策」を受けて、ハイテク株のバリュエーションの高さ(高PER)は容認されると考えて強気の姿勢を示しています。

しかし、ナスダック総合指数のチャートを眺めると、強気相場の終焉が近いことを予感させます。

【ナスダック総合指数:日足】
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ナスダック総合指数の日足チャートを眺めると、株価が上昇している一方でRSI(相対力指数)の上値が切り下がっていることがわかります。この逆相関の減少をダイバージェンスと言って、強気相場の最終局面に出るシグナルとして知られています。(※ちなみに、RSIは通常、指数が70を上回れば株が買われ過ぎであることを意味する一方、30を下回れば株が売られ過ぎであることを意味します。)

現在、ナスダック総合指数が1万ポイントを超えて過去最高値圏にありますが、その一方でRSIの上値は切り下がっています。また、コロナショック直前も、ナスダック総合指数が上昇する中でRSIの上値は切り下がるダイバージェンスが発生し、「売り」シグナルが出ていました。

【ナスダック総合指数(週足):2009年12月末~現在】
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これは過去10年のナスダック総合指数の週足チャートで、先ほどの日足チャートよりも、長期のトレンドになります。

過去10年を振り返ると、ダイバージェンスは今回を除いて三回発生していて、いずれもナスダック総合指数は2011年に-20.1%、2015年に-18.0%、2018年に-23.9%と暴落し、200週移動平均線に迫りました。ですから、今回のダイバージェンスもハイテク株が暴落することを示唆しているわけです。また、仮に過去と同じように200週移動平均線まで暴落した場合、最大下落率は20%を超えることが予想されます。

ちなみに、ダイバージェンスの期間は過去三回を振り返ると、いずれも半年~一年半程度続いたことを考えると、今回も同様の期間になる公算が大きいです。つまり、2020年1月を起点にした場合、早ければ7月頃、遅ければ来年の今頃に暴落する可能性が高いということです。

グッドラック。

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