バフェット太郎です。

金先物価格が1オンス2021ドルと、史上最高値を更新しました。金が暴騰している主な要因は、米長期金利の低下と中東の地政学リスクの高まりを受けたためです。

【米10年債利回り】
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米10年債利回りは0.52%と過去最低を記録したほか、インフレ調整後の実質利回りである米10年物のインフレ連動国債利回りは-1.06%まで低下しています。

そもそも金は、保有していても利息を生まないことから多くの投資家から長年敬遠されてきました。

しかし、FRB(米連邦準備制度理事会)による無制限の量的緩和政策の下、毎月800億ドルもの国債が買われていることから、10年債利回りは暴落(価格は暴騰)し、インフレ調整後ではマイナスを記録したことで、金の利回り(0%)の方が大きくなってしまったのです。

また、中東の地政学リスクの高まりも金に追い風となりました。

中東レバノンの首都ベイルートで4日、大規模な爆発が発生したのですが、レバノンの民兵組織が隣国イスラエルと対立関係にあることから、テロの可能性が指摘されています。

単純に事故の可能性がありますが、地政学リスクの高まりは「有事の金」と言われるように、投資家から選好される傾向にあります。

【ドル指数】
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さらに、最近ドルが暴落しつつあることも金にとって追い風に泣ています。

FRB(米連邦準備制度理事会)による無制限の量的緩和策、そしてトランプ政権による景気支援策を受けて、市場には大量のドルが供給されているわけですが、ドルの供給量が増えれば増えるほどドルの価値が低下するので、ドル指数が暴落するのは必然です。

そして、ドルと金は逆相関の関係にありますから、ドルの暴落に伴い金が暴騰しやすいです。

【ドルと金:1990-2020】
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(※網掛け部分は低迷期を表しています。)

過去を振り返ると1990年から2001年にかけて、ドル指数が上昇した一方、金先物価格は低迷しました。

2001年から2011年にかけて、ドル指数が暴落した一方で、金が大暴騰しました。

2011年から2020年にかけて、ドル指数が上昇した一方で、金は低迷しました。

このように、ドルと金はおよそ10年のサイクルで上昇と下落を繰り返しているので、今後2030年にかけて金は上昇し続ける公算が大きいです。

グッドラック。

※最近、米国株投資情報の「モトリーフール」でも金に関する記事が多く掲載されていますから、もし、興味ある方は参考にしてみてください。

 
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