バフェット太郎です。

2015年12月末から2020年7月末までのバフェット太郎10種とS&P500ETF(IVV)のトータルリターンは以下の通りでした。

【バフェット太郎10種とS&P500ETF(IVV)のトータルリターン】
1
バフェット太郎10種:+45.4%
S&P500ETF(IVV):+75.3%

S&P500ETFのトータルリターンが+75.3%だったのに対して、バフェット太郎10種のそれは+45.4%と、市場平均を29.9%ポイント下回りました。

これは、GAFAMなど主要ハイテク株が大きく上昇する中で、バフェット太郎が保有する生活必需品株の多くが出遅れているためです。

【S&P500ETFと生活必需品株ETF】
1
たとえば、バフェット太郎のポートフォリオの半分は生活必需品株が占めているわけですが、2015年12月末~2020年7月末まで比較した場合、S&P500ETFが+60.2%値上がりした一方で、生活必需品株ETFは+23.9%の値上がりに留まりました。

S&P500ETFを押し上げている要因はGAFAMなどハイテク株の上昇にあります。米10年債利回りのインフレ調整後の実質金利がマイナスに落ち込むなど史上最低水準を記録する中では、株式のバリュエーション(PERなど)が高くなる傾向があるので、高PER株が比較的多いハイテク株にとって追い風になっているのです。

そのため、米10年債利回りのインフレ調整後の実質金利がさらに深掘りするようなら、バリュエーションはさらに高くなるので、ハイテク株は一段と上昇しますが、実質金利が急騰するようならバリュエーションが修正されるので、ハイテク株は調整局面を迎えやすくなります。

【配当貴族指数とS&P500種指数のトータルリターン】
1
このチャートは過去30年にわたって、20年以上連続で増配している銘柄で構成された配当貴族指数とS&P500種指数の配当再投資込みのトータルリターンの推移を表しています。

チャートを眺めると、配当貴族指数が一貫してS&P500ETFをアウトパフォームしてきたわけではなく、最初の10年はアンダーパフォームしていることがわかります。ちなみに、このチャートはわかりにくいですが、1999年末時点ではS&P500ETFが600ポイントだったのに対して、配当貴族指数はわずか400ポイントと200ポイントも差が生まれていました。

しかし、ドットコムバブル崩壊以降、配当貴族指数がアウトパフォームし、その後も一貫してアウトパフォームし続けたことがわかります。

現在、バフェット太郎10種とS&P500ETFは30ポイントの差があるので、歴史を知らない情弱ほど大変だ大変だとアタフタ慌てふためきますが、歴史を知っている投資家からすれば、ドットコムバブルと比べればそれほど大きな差が生まれているわけではありませんから、どっしりと腰を据えて投資を続けることができるのです。

もちろん、だからと言ってポートフォリオのすべてを配当貴族銘柄やS&P500ETFなどに振り向ける必要はありません。配当貴族指数やS&P500ETFなどの投資は、あくまで老後に備えた資産形成を目的にしたポートフォリオですから、「趣味の投資」として、ハイテク株や自分の好きな銘柄に投資したり、ビットコインに投資してもいいと思います。

投資で大切なことは時間を味方につけることですから、できるだけ長く運用しなければなりません。そして、せっかく長く運用するなら楽しみながら運用すべきです。

グッドラック。

 
SPONSORED LINK