バフェット太郎です。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本の5大商社株に投資したことで、5大商社株である伊藤忠商事は4.19%高、丸紅9.48%高、三菱商事7.72%高、三井物産7.35%高、住友商事9.09%高と軒並み急騰しました。

バフェット氏が日本株に投資したことで、個人投資家の中には「日本株の時代が到来する」と期待している人も少なくありません。しかし、残念ながらバフェット氏は日本株に注目しているわけではなく、コモディティに注目していると考えられます。

【株式VSコモディティ】
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このチャートはコモディティ指数をS&P500種指数で割った指数の推移です。この指数の見方は、指数が上昇すれば、コモディティが株に対して買われていることを意味する一方、指数が下ラックしていれば、コモディティが株に対して売られていることを意味します。

つまり、近年、コモディティは株に対して売られすぎていると言えます。

そして、過去50年を振り返るとコモディティは1973年、1990年、2008年にピークを付けるなど17年周期が存在することがわかると思います。

そのため、過去の経験則に従えば次のピークは2025年ですから、向こう5年間は株に投資するよりもコモディティに投資した方がリターンが良さそうです。

ちなみに、コモディティが上昇する局面では商社株が人気化しやすいです。

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日本の5大商社株の推移を眺めると、1972年、1989年、2007年にそれぞれピークを付けていることがわかります。コモディティのピークよりも株が先にピークをつけるのは、株がコモディティの先行指標だからです。

そのため、コモディティ価格が上昇する中で、商社株など資源株の上値が重ければ、それはコモディティ価格が近い将来値下りすることを意味するので注意する必要があります。

ちなみに、バフェットは5大商社株の発行済み株式の5%超を取得したと発表しており、株価次第で最大9.9%まで持ち分を高める可能性があると述べています。

商社株の業績は市況に左右されやすいので、減配のリスクが高いためバイ&ホールドは禁物ですが、時代の波に乗る投資を考えた場合、投資妙味はあると思います。

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グッドラック。


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