バフェット太郎です。

8月30日に卒寿(90歳)を迎えた著名投資家ウォーレン・バフェット氏。

彼の純資産は820億ドル(約8兆7000億円)にも上りますが、純資産のおよそ9割は65歳以上に積み上げられたものであることを考えると、資産の最大化には長寿が不可欠であることがわかります。

【長期投資の効用】
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たとえば、100を起点に年平均10%で資産運用した場合20年後の資産は673になりますが、年平均5%で資産運用したとしても、40年目に704と前者の資産を上回り、50年目には1147にもなります。

つまり、富の形成は高いパフォーマンスを目指すかも重要ですが、どのくらい長期にわたって運用できるかも同じかそれ以上に重要なのです。

しかし、大半の人々にとってこれは簡単なことではありません。なぜなら、人々は複利の効果を著しく過小評価する傾向にあるからです。

たとえば、100万円を年平均5%の利回りで運用したとしても、一年でわずか5万円にしかなりません。しかもこの運用資金の100万円は元本保証されていませんから、一時的に10%~20%以上目減りしてしまう可能性だってあるのです。

大半の人々というのはゆっくり富を形成することを「間違った投資法」と考え、一年で二倍、三倍とソッコーで資産を増やす投資法こそ「正しい投資法」であり価値があると信じています。そのため、年平均6~8%程度のリターンしか見込めない堅実な投資法なんて誰もやらないのです。

【S&P500種指数:2016-2020】
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さて、S&P500種指数を眺めると、ブロードイング・フォーメーションを形成しています。

このブロードイング・フォーメーションは比較的珍しい型なのですが、主要なマーケットの天井で発生することが多く、近い将来株価が急落することを示唆しています。

過去を振り返ると、2008年の金融危機、2001年の米同時多発テロ、1990年の湾岸戦争、1987年のブラックマンデー、1929年の世界恐慌、1907年の米銀取り付け騒ぎ、1873年の米銀破綻、1869年のブラックフライデーと、いずれも歴史的な暴落は秋、とりわけ9月に発生していました。

もちろん、毎年9月に株式市場が暴落していたわけではありませんし、歴史的な大暴落は9月以外も起きていたことを考えると、必ずしも今年の9月も暴落するとは言えるわけではありませんが、この季節になると先行きに不安を覚える投資かも少なくありません。

翻って、株式市場に目を向けると、株高に浮かれている個人投資家も少なくありません。個人投資家の中には自身のリスク許容度を無視して、過度なリスクを取っている人も散見されますし、ツイッターなどのSNSは日々、いくら儲かったといったような投資成績の自慢大会になりつつあります。

誰よりも長く株式市場を見て来たバフェットは、富の形成に時間が必要だとその重要性を説いていますが、強気相場の今、ゆっくりとお金持ちになろうとしている個人投資家はほとんどいません。

グッドラック。

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