バフェット太郎です。

テスラのS&P500採用が見送られたことで、テスラの株価が時間外取引で6.5%急落しました。

そもそも、S&P500種指数とは米格付け会社スタンダード&プアーズが、上場企業の中から米国を代表する500社を厳選したものですが、指数に採用されるためにはいくつか条件を満たす必要があります。

その採用の条件とは、➀米国企業であること、➁時価総額が53億ドル以上であること、③流動性が高く浮動株が発行済み株式総数の50%以上あること、④4四半期連続で黒字の利益を維持していることの4つです。

テスラは7月に発表した第2四半期で、4四半期連続の黒字を達成し、その採用条件を満たしたことから多くの投資家はS&P500に採用されると確信しました。

そして採用されれば、インデックスファンドがファンドに組み入れるため、こぞって買い向かうことが予想されますから、投資家はそれに先回りして投資していました。しかし、予想外に採用が見送りになったことで失望売りが広がったわけです。

ちなみになぜ、テスラが採用されなかったのかと言うと、利益の大半が温室効果ガスの排出権によるものだからです。

そもそも、米国では自動車メーカーに対して「販売台数の一定割合を電気自動車など有害な排気ガスを全く出さない自動車にしなければならない」という規制があるんです。

そして、この基準を満たさなかった場合、メーカーは罰金を払うか基準をクリアしているメーカーから温室効果ガスの排出権を購入しなければならないんです。

そのため、基準を満たせないトヨタ自動車やクライスラーなどは高額な罰金から逃れるため、テスラから排出権を購入していたのです。

テスラは利益の大半がこの排出権収入によるものだったので、S&Pの委員会はテスラを指数に組み入れることに難色を示したわけです。

ただし、排出権の売却も立派なビジネスですし規制が緩和される見込みがないこと、さらに排出権収入が一時的な収入ではなく、持続的に見込める収入であることを考えると、テスラ株の値下がりは押し目買いのチャンスになり得ます。

【TSLA】
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テスラの株価はわずか一年で10倍も値上がりするなど大暴騰しているため、今回、S&P500の採用が見送られたことで暴落する可能性があります。

しかし、電気自動車の需要は拡大することは間違いなく、S&P500に採用されることなど時間の問題であることを考えると、過度に悲観する必要はありません。

グッドラック。

 
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