バフェット太郎です。

モトリーフールのスペシャルレポートに『長期的なメガトレンドにのる米国株5銘柄紹介 』との記事。

2010年代後半以降、小売業界は実店舗を展開する量販店や百貨店が軒並み淘汰された一方で、アマゾン・ドットコムなどのネット通販が業績を急拡大させ躍進しました。

最近では、Eコマースプラットフォームのショッピファイの株価が過去5年でおよそ60倍も大暴騰するなど、時代の大きなトレンドに乗った象徴的な銘柄となりました。

【ショッピファイ(SHOP):週足】
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【売上高(単位:百万ドル)】
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売上高は2012年の2400万ドルから7年で15億7800万ドルと66倍も上昇しています。時代のメガトレンドに乗る成長株とは、売上高の拡大とともに株価を大きく成長させることができるのです。

ただし、大きな時価総額の割には本業の儲けは小さいので、時代の潮目は株価の暴落を意味します。

【キャッシュフロー(単位:百万ドル)】
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キャッシュフローの推移を眺めると、本業の儲けを表す営業キャッシュフローは7100万ドル、フリーキャッシュフローに至ってはわずか800万ドルしかないほか、純利益は未だ1億2500万ドルの赤字です。

そうであるにも関わらず、時価総額は一時1300億ドル(約13兆8000億円)を超えていたわけですからバブルだと言えます。

そのため、成長株への投資はボラティリティ(変動率)が大きくなる傾向があるのでリスクが高いと言えますが、こうしたメガトレンドに乗ることで大きな値上がり益が期待できるのも事実なので、メガトレンドに乗る投資も一考だと思います。

ちなみに、モトリーフールのスペシャルレポート『長期的なメガトレンドにのる米国株5銘柄紹介 』では、新型コロナウイルスを追い風に急成長しているバイオ関連のサブスク銘柄や、米国で増えるフリーランス市場の拡大の波に乗る銘柄、さらにEコマースを支援するハイテク株など、長期的なメガトレンドに乗る米国株が紹介されているので、非常に参考になると思います。

ただし、前述した通り、メガトレンドに乗る成長株の多くは未だほとんど利益を生み出していない企業ばかりですから、ボラティリティが大きく、リスク許容度の小さい投資家には不向きな銘柄だと言えます。

とはいえ、リスク許容度が小さいからと言って成長株に投資できないというわけではありません。たとえば、ポートフォリオの大半は老後に備えた資産形成として、S&P500インデックスファンドや一握りの優良安定株に投資しつつ、全体の20%を成長株に投資するというやり方であれば、たとえリスク許容度が小さくても投資をすることができると思います。

また、急成長株1~2銘柄に集中投資するのではなくて、10銘柄程度に分散投資すればリスクを抑えながら投資することもできます。

FRBがゼロ金利政策の長期化を宣言したことに加えて、少なくとも2023年末まで利上げが見込まれていないことを考えると、米国株式市場の金融相場は長期的に続くことが予想されているわけですから、短期的なボラティリティを覚悟しながら急成長株に投資し、メガトレンドに乗るのもアリだと思います。

グッドラック。

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