バフェット太郎です。

「日本の経営者って株主を軽視してるよね!」とか「会社は利益を株主に還元しろ!」て言う投資家が多いですが、正直どーでもよくないですか?

そもそも、「会社とは誰のものか」という議論は堀江貴文氏率いるライブドアがフジテレビを買収しようとしたあたりから出てきた議論だったと思います。フジテレビは社員や社員の家族、取引先、視聴者のためにとあらゆる買収防衛策を講じてライブドアの敵対的買収を阻止しました。その後も楽天や村上ファンドがTBSを買収しようとしたりして世間を騒がせていました。

このとき投資家は企業に対して、企業は株主に利益をもっと還元するべきだし、利益率やROEを高めるべきだと、経営指標の改善を要求しました。でも、このあたりからぼくは「あれ?これっておかしくないか?」と思い始めたのです。

確かに会社とは株主のものであるという理屈はわかります。しかし、実際に経営をするのは株主に選ばれた社長であり、働くのはその社員たちです。正直社員は株主のために働こうなどと思いません。朝起きて「よし、今日も株主様たちのために頑張って働こう!」とか言う奴が同僚にいたら気持ち悪いでしょ。社員は自分の好きな仕事がしたいと考えるし、少しでも給料を増やしたいと考えます。あるいは、使える交際費や交通費はどんどん使ってやろうと考える人だっているわけです。

社長だって自身の経営能力の低さを認めたくないから、株主を悪者にし世間を味方につけてキレイごとを並べます。「原価率が高いのお客様にとって良い品をできる限り安くお買い上げいただくためであり、自己資本比率が高いのは万が一のときのために手元資金を確保しておかなければならない。これも従業員を路頭に迷わせないためだ」とか平気で言います。

もうそんなくだらない言動に付き合う必要なくないですか?

投資家は自分の好みの会社にだけ投資すればいいんですよ。だって、投資家だって値上がり益と配当があれば文句ないんでしょ?ROEが高く、営業利益率の高い企業なら米国株にたくさんあるのだから米国株に投資すればいいし、連続で増配している企業に投資したければ、米国には25年以上連続で増配している企業が100社以上あるのだからその中から選べばいいと思います。まして、25年以上連続して増配している企業が花王の1社だけとかいう日本株からわざわざ探す必要なんてありません。

投資家が合理的な決断を下せば、日本の株式市場に流入していた投資資金は米国の株式市場に流入します。すると日本企業の経営者はこれではいけないと心を入れなおして経営指標の改善に積極的に取り組むようになるかもしれません。あるいは、時価総額が低迷したまま、経営指標の優れた米国企業に買収されて、その後経営指標が改善されるかもしれません。

投資家がわざわざ日本株みたいなク〇株を平気で買うから日本株の経営指標が改善されないんですよ。投資家はさっさと日本株に見切りをつけて米国優良株に投資したほうがいいです。そしてそれが日本企業が目覚めるきっかけにもなると思います。

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