バフェット太郎です。

16日のNYダウ株式市場は前日比+74.23ドル(0.43%)高の1万7325.76ドルで取引を終えました。さて、注目されていたFOMC(米連邦公開市場委員会)ですが、市場の予想通り、政策金利の据え置きを決定しました。FRBは米経済の好調を受けて、利上げが可能との認識を示した一方、年内の想定利上げ回数を2回に下方修正されました。(昨年末の段階では、想定回数を4回としていました。)

利上げペースの鈍化は市場の予想通りでしたが、FRBは海外リスクが主要リスクと主張しており、これはサプライズでした。FRBは海外経済の動向に関わらず、米国景気次第で利上げを進めると考えられていたからです。

海外経済では特に中国の経済成長鈍化が気になることに加えて、日欧の経済が弱含んでいることが懸念されています。また、今回のFOMCで利上げのペースが鈍化することがほぼ確定したので、為替はドル安、円高方向に振れやすいです。

そもそも日本株の主な上昇要因は円安によるものでした。これが円高に傾くわけですから、当然日本株は弱気になります。一方でこの三年間、ドル高で苦しんでいた米グローバル企業にとっては好材料になります。
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チャートはIBMの日足チャートです。IBMは売上高の65.5%を海外で稼いでいるので、ドル安の恩恵を受けやすいです。チャートは先月ダブルボトムを形成し、140ドルのレジスタンスもあっさりブレイクアウト。さらに200日移動平均線を力強く抜けました。

IBMはバフェット銘柄として有名ですが、株価は2013年3月につけた高値(215.90ドル)から一時116.90ドルと、下落幅はおよそ-46%にも拡大しました。これを受けてIBM株を投げ売りした投資家も少なくありません。しかし、IBMはハードウェアなどの不採算部門から撤退する一方で、安定したキャッシュフローが見込める事業を展開しているため、その利益で自社株買いや配当などで積極的に株主に還元していました。投資家はその配当で株を買い増ししてやれば良いだけです。

ぼくは実際、先月のIBM株急落を受けて1株119.18ドルで22株買い増しています。

ちなみに米大型グローバル企業にはマクドナルド(MCD:海外比率68.5%)、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ:82.1%)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM:100%)、プロクター&ギャンブル(PG:62.9%)、ファイザー(PFE:61.5%)などがあります。

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