バフェット太郎です。

インデックス投資家のバイブル『敗者のゲーム〈原著第6版〉 』によれば、著者チャールズ・エリス氏が「株価が上がった時に喜ぶのも間違いだし、下がった時に悲しむのも間違いである」と主張しています。

しかし、ほとんどの投資家は株価が上がれば浮かれるし、下がれば落ち込みます。よく投資ブロガーで株価が急落して含み損が拡大しているのにも関わらず、平均取得価格を引き下げられるからうれしいとか言う奴、あれはウソです。ウソついてます。ふつーの神経してたら、ふつーに落ち込むんです。で、ビビりながらも買い増しするわけです。

ここで間違ってはいけないことは、大きく買い増ししすぎることです。安値を更新しているからと言って、ボーナスを全額一銘柄に突っ込む人もいますが、頭を冷やしたほうがいいです。そういう場合は大概そこからさらに値下がりするものです。

また、場合によっては安値を更新しているときにビビりすぎて買い増しできないことも少なくありません。この時の市場のセンチメントは弱気に傾いており、将来さらに値下がりする要素が多い場合です。そういう場合は大概そこが底値だったりします。

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こうした間違いを犯さないためにも、運用基本方針を用意することが投資では大切です。

例えば、ぼくは10銘柄に均等分散投資しています。株価は値上がりしたり、値下がりしたりするので、当然均等に保つためには、値上がりしている銘柄を売却して、値下がりしている銘柄を買い増さなければなりません。しかし、値上がりしている銘柄を売却する場合は税金などのコストがかかるし、そもそも長期投資を運用の基本方針としているので、値上がりしている銘柄はそのまま放置します。従って、ぼくがやるべきことは値下がりしている銘柄を買い増すだけです。

しかし、上記に挙げた例のように、値下がりしているからと言って、全力で買っては均等が保てません。均等が保てるように、加えて、手数料負けしないような金額で買い増しをします。米国株は日本株と違って(楽天証券の場合)取引き手数料が25ドルかかります。従って、できれば5000ドルから買い増ししたいです。ただし、一度に5000ドル投資すると均等分散ができなくなるので、ぼくの場合2500ドル程度で買い増しています。

買い増すタイミングですが、毎月一~二回で買い増しすることを基本方針にしています。こうすることで弱気相場のときにビビって買い増しできないということを回避できます。このようにな運用基本方針を策定することで、相場に感情を左右されず、機械的に運用することができます。

ぼくは給与などから投資資金を賄っているわけですが、ほとんどのサラリーマン投資家は毎月2500ドルも買い増しできるわけではないので、自分のできる範囲で現実的な基本方針を策定されるといいと思います。

たとえば、毎月5万円の貯蓄と、ボーナス30万円×一回なら、年間の買い増し資金は90万円になります。それを四か月に一度のペースで30万円ずつ買い増せばいいと思います。

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資産運用で大切なことはベストな銘柄選択でもなければ、ベストな投資タイミングでもありません。勤倹貯蓄に努めてつつましく暮らし、貯蓄し、ある程度の金額がたまったら投資にまわす。また、配当は再投資するという地味で泥臭いものです。

そういう現実を無視して、将来の値上がり益が期待できるステキ銘柄に投資して資産を失った投資家は星の数ほどいます。もちろん、ステキ銘柄に投資してお金持ちになった短期投資家も少なからずいるのも事実です。誰しも成功できるわけではありませんが、成功できないと決まったわけではありません。一度きりの人生、挑戦するのなら止めたりはしません。夜空に輝く星がひとつ増えたところで誰も気にも留めたりしないのだから。

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