バフェット太郎です。

ウォーレン・バフェットはベンジャミン・グレアムやフィリップ・フィッシャーらの影響を受けて、自身の投資スタイルを確立しました。しかし、それはグレアムのような割安株投資ではないし、フィッシャーのような成長株投資でもありません。バフェットはバフェット流の優良株に集中投資するスタイルを確立しました。

翻って、ぼくたち個人投資家も、バフェットやジェレミー・シーゲル、チャールズ・エリス、マートン・バルキール、ピーター・リンチなどの影響を受けているわけですが、だからと言って、必ずしもバークシャー・ハザウェイ(BRK.B)を買う必要はないし、シーゲルの推奨するようなポートフォリオを組む必要はありません。自身の納得のいく投資スタイルを確立すれば良いわけです。

例えば、ジェレミー・シーゲルは『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす 』p291において、次のようなポートフォリオを推奨しています。
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株式投資:100%
 ワールド・インデックスファンド:50%
   米国株ETF30%
   非米国株ETF20%
 リターン補完戦略:50%(各10~15%)
   高配当戦略
   グローバル戦略
   セクター戦略
   バリュー戦略

リターン補完戦略の高配当戦略はREITも含みます。また、セクター戦略は主にエネルギーセクター、ヘルスケアセクター、生活必需品セクターになります。バリュー戦略は低PER株やBRK.Bなどです。

シーゲル推奨のポートフォリオに従って運用してもいいですが、ぼくは正直嫌です。なぜなら、各ETFで重複している銘柄がいくつもありそうだからです。例えば、ウォルマート・ストアーズ(WMT)は米国ETFで組み入れられ、高配当戦略、セクター戦略、バリュー戦略にもそれぞれ組み入れられます。四つのETFにそれぞれWMTが組み入れられているのなら、いっそのことWMTに投資したいです。

また、BRK.Bは中身がわかりづらいから敬遠しています。バークシャー・ハザウェイは、投資先を完全買収することで傘下に収めた非公開企業がいくつもあります。そういった非公開の銘柄をどのように評価すれば良いのでしょうか。結果的にBRK.BのPERが15.41倍と低いのはそのためです。バフェットが偉大なことは誰もが知っていますが、非公開となった企業の内在価値まではわからないのです。

そのためぼくは、バフェットやシーゲルの影響を受けたけれど、BRK.Bに投資していなければ、シーゲル推奨のポートフォリオでもないのです。下の図はぼくのポートフォリオですが、優良株に均等分散投資しています。
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バフェットやシーゲルが共通して推奨していることは、「超優良株を買え!」ということです。また、シーゲルが過去に答えを求めた結果、長期的にパフォーマンスの高いセクターはヘルスケア株、生活必需品株、エネルギー株だったことから、ぼくも生活必需品株中心のポートフォリオをつくりました。ヘルスケア株とエネルギー株については、連続増配実績などを考慮した結果、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とエクソン・モービル(XOM)のそれぞれ一社のみを組み入れました。

また、長期の資産運用を前提として考えた場合、堅実にムラなく管理することも大切だと考えたので、値動きのマイルドな超優良株に均等分散投資し、構成比率下位銘柄を買い増すことで調整していくというスタイルに決めました。

銘柄選択に強いこだわりはありません。別にウォルマート・ストアーズ(WMT)がクラフト・ハインツ(KHC)やゼネラル・ミルズ(GIS)などの食品株でもいいし、コカ・コーラ(KO)はペプシコ(PEP)、プロクター&ギャンブル(PG)はコルゲート・パルモリーヴ(CL)やチャーチ&ドワイト(CHD)、JNJはメルク(MRK)やファイザー(PFE)、ベライゾン(VZ)はAT&T(T)、IBMはマイクロソフト(MSFT)、マクドナルド(MCD)はディズニー(DIS)やナイキ(NKE)、あるいは資本財株のエマルソン・エレクトリック(EMR)やゼネラル・エレクトリック(GE)、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)などでもいいです。

ぼくはハッキリ言って、銘柄選択なんて好みでいいと考えていて、こだわりなんて少ないです。強いて言えば、強力なブランド力を持っていて、自分の生活に馴染みがあって、配当利回りが高く、連続増配実績の長い銘柄を選好しただけです。

それよりも資産運用で大切なことは、自分の納得するスタイルでコツコツと買い増しすること、そして堅実にムラなく管理することだと考えています。

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