バフェット太郎です。

29日のNYダウ株式市場は前日比+97.72ドル(+0.55%)高の1万7633.11ドルで取引を終えました。上昇した主な要因は、FRB(米連邦準備理事会)のイエレン議長が講演で「利上げは慎重に進めることがなお適切」と発言したことが好感されたためです。

ここ最近、FRB内でタカ派よりの発言をする高官がちらほらいたことから、市場は早期利上げを警戒していたのですが、イエレン議長がハト派よりの発言をしたことで市場は安心し、買いが広がりました。また、イエレン議長が年内の利上げ回数を4回から2回へと下方修正したのは、中国景気の先行き不透明感に加えて、原油安を含む海外リスクが高まっているためです。

今回の公演を受けて、利上げ局面に有利とされる金融株が軒並み売られました。シティ・グループ(C)は前日比-0.5%安、バンクオブアメリカ(BAC)-1.5%安、JPモルガン(JPM)-0.6%安、ウェルズ・ファーゴ(WFC)-1.3%安でした。

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市場は利上げだなんだ言っていますが、長期投資家にはあまり関係ありません。基本的にはどんな金利局面でもひたすらコツコツと買い増すだけで良いのです。それもとびっきりの優良株でなくてはなりません。例えば、ウォルマート・ストアーズ(WMT)みたいなっ!

WMTは昨年のパフォーマンスが最悪だったので、未だに投資家から毛嫌いされていますが、言ってもダウ銘柄ですから。そこら辺の日本株とはワケが違うんです。特に、原油をはじめとしたコモディティ価格の低迷や物価と賃金の上昇トレンドは、WMTやゼネラルミルズ(GIS)のような食品株には追い風です。

その証拠にほら。
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過去三か月を振り返ればWMTは+12.19%高、S&P500指数は+1.05%高、アマゾン(AMZN)-11.55%です。昨年までアマゾンを気持ちよく保有していた投資家は、今頃、「成長の罠」にハマってしまったことを身をもって実感していることだと思います。でもバフェット太郎は1月7日時点でAMZNへの投資は「成長の罠」にハマることになるよ!って言ってますから。

AMZNの株価は現在600ドル程度ですが、400ドルとかまでフツーに落ちてもおかしくありません。なぜなら現在のPER480倍が320倍になるだけで400ドルですから。

AMZNの事業は長期的に見れば有望だとか言って長期投資する投資家はイタイ奴のすることです。そもそも誰もがAMZNのネット小売り事業が将来有望で、参入障壁が高くて競争優位性が高いということを知ってます。だからPERがベラボーに高く割高なのです。そういう割高なグロース株は配当がないことに加えて平気で投資家の期待を裏切るような決算を出したりします。

つまり、長期投資家がタイミングを無視してコツコツと買い増して良い銘柄はAMZNのような将来有望な割高株には不向きで、低成長高配当株のWMTが向いているというわけです。

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