バフェット太郎です。

今週は今夜発表されるアルコア(AA)の決算を皮切りに決算ラッシュが始まります。13日にはJPモルガン・チェース(JPM)、キンダーモルガン(KMI)、14日はバンク・オブ・アメリカ(BAC)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、15日はアメリカン・エキスプレス(AXP)、シティグループ(C)、レイノルズ・アメリカン(RAI)と注目企業が目白押しです。
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さて、決算発表を控えたNYダウ株式市場はテクニカルで売りシグナルが発生しています。アナリストの予想ではS&P500採用企業の第1四半期決算は-7.6%の減益が見込まれているのでハードルは低いですが、金融株の決算発表が嫌気され相場全体を押し下げる展開になると思います。
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チャートはドル円の週足チャートです。今週は105円のサポートライン(下値支持線)をターゲットに下落すると思います。
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原油の日足チャートです。前回の高値である42ドルのレジスタンス(上値抵抗線)をブレイクアウトできるかが注目されます。
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金価格の日足チャートです。MACDはゴールデンクロスを形成しようとしています。また、チャートは三角保ち合いを形成後上に放たれています。つまり「金は買い」だということです。
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マーケットベクトル金鉱株ETF(GDX)ですが、こちらはすでにMACDにゴールデンクロスが発生しています。チャートも金価格同様、三角保ち合い形成後上に大きく放たれてるので「金鉱株も買い」です。

GDXは底値の12.5ptから21.44ptと大きく上昇したことから、積極的に買いづらいと考える投資家も多いと思います。しかし、金鉱株の上昇トレンドはまだ入り口部分にすぎないのでこれから金鉱株を始めても全然間に合います。バフェット太郎がそう考える理由は、過去の経験則からきています。

歴史を振り返れば、産金最大手のバリック・ゴールド(ABX)の株価は1988年から7年周期が繰り返し発生していて、その7年周期には二つのパターンが確認できます。

一、強気相場5年、弱気相場2年
二、強気相場2年、弱気相場5年

ちなみに、強気相場の長い周期をライトトランスレーションと言い、反対に弱気相場の長い周期をレフトトランスレーションと言います。
ABX30y
1988年~1994年(ライト・トランスレーション)
1995年~2001年(レフト・トランスレーション)
2002年~2008年(ライト・トランスレーション)
2009年~2015年(レフト・トランスレーション)
2016年~2022年(ライト・トランスレーション)

本来は金鉱株ETFのチャートから分析したいのですが、歴史が短いため、ここでは産金最大手のABXをモデルにすることが適当です。チャートを眺めると、世界の投資家が同じようなサイクルで投資資金をABXに流していることがわかります。

そして、ライト・トランスレーションとレフト・トランスレーションは交互に発生していることから、2016年から2020年までの五年間で強気相場が続き、2021年~22年末にかけて弱気相場になると考えています。

従って、2016年4月はまだ金鉱株強気相場の入口部分にすぎないというわけです。