バフェット太郎です。

アルミ世界最大手のアルコア(AA)が第1四半期決算を発表しました。92%の減益となるなど内容は悪かったです。でも、「売り」か「買い」かって言われたら「買い」です。その理由は後にするとして、まずは決算内容から振り返ろうと思います。

EPSは予想0.02ドルに対し、結果0.07ドルと予想を上回りました。
売上高は予想51億4000万ドルに対し、結果49億ドルと予想を下回りました。

減益になった主な要因はアルミ価格の低迷によるものです。また、AAは最大2000人の人員削減を発表しました。また、航空産業・自動車業界向け事業をスピンオフ(分離・独立)し、年内に新会社「アーコニック」を設立する計画について、順調に進んでいると述べました。

アルミ市場は、中国がアルミの輸出を前年比およそ4倍増やしたため、価格の急落に見舞われています。AAは米国、オーストラリア、欧州などコストの高い地域でのアルミ生産を減らしています。ただし、今後のアルミの需給見通しは決して悪くありません。今年のアルミ需要は+5%増に対し、供給+2%増しかなく、およそ110万トンもの供給不足に陥ると予想されているからです。

経営成績
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業績が市況に大きく左右されるため常に不安定です。これを見ただけで長期保有に適してないということがわかると思います。ていうか見るまでもなく最初からみんなわかってると思います。
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BPS(一株当たりの純資産)が順調に減少してます。EPS(一株当たりの利益)も大きく上がったり、また下がったりと不安定だということがわかります。ていうか、見るまでもなく最初からみんなわかるわって話です。
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直近のキャッシュフロー意外にイイね!フリーCF(現金収支)が6年連続でプラスっていうのも意外。06~08年の市況が好調な時にしっかりと投資したから、アルミ価格が低迷しているなかでもキャッシュフローが安定してるっていうわけですね。ただし、さすがに今年は厳しいと思います。
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さて、AAのような市況株は、長期チャートを眺めてサイクルを確認してから投資した方がいいです。添付したチャートは1962年から2016年までの54年チャートです。1962年~1982年までの20年間、弱気相場が続きました。その後1983年から2008年までの25年間、強気相場が続きました。次はおそらく20~25年間の弱気相場ですから2029~2034年まで株価は低迷すると思います。言い換えれば、レンジ相場でトレードする投資手法が最適です。

バフェット太郎は大型バリュー株をコツコツ積立投資するスタイルを貫いていますが、別に市況株のトレードに否定的ではありません。また、短期売買やアクティブファンドに投資することにも否定的ではありません。資産を増やすやり方はそれぞれありますから、自分の好みの投資スタイルで資産運用に取り組めばいいと思います。

AAはバフェット太郎の投資手法との相性が悪いので投資しませんが、短・中期売買をするような投資家との相性は抜群に良いです。ちなみに、現在のAAの株価水準はレンジの下限にあるので、これから買い向かうのがおもしろいと思います。