バフェット太郎です。

ドル安が一服して1ドル109円台で推移していますが、ドル安局面では高PERの成長株が売られる一方で、輸出関連株やグローバル企業の株が買われます。加えて、新興国の株も買われます。新興国と言っても、特に米国のファンドマネジャーに人気の高いブラジルやメキシコなどの南米株です。

ここ三か月でブラジル経済は危機的な状況にも関わらず、株価指数は67%と大幅に上昇しており、ペトロブラス(PBR)にいたっては2.5倍と大暴騰しています。値上がりしている主な要因は、ルセフ大統領の退陣を期待したものです。そもそもブラジル経済を悪化したのは、ルセフ大統領による失策が原因ですから、彼女が退陣することは、日本で言うところの菅直人元首相が退陣するのと同じ意味を持ちます。そりゃ株も上がるわけです。
1
iシェアーズMSCIブラジルETFの週足チャートですが、およそ一年半ぶりに50日移動平均線を突破しています。
4
ブラジルの汚職事件の中心企業で国営企業のペトロブラス(PBR)は、株価がわずか三か月で2.5倍にも上昇しています。PBRは2000年に民営化されたと思ったら、ブラジル沖で超大型の海底油田を発見すると、即再国有化されたという茶番劇で有名です。


もうね、みんな心の中で叫んでたよ。ブラジルちねって。


原油価格が30ドル台を割り込んで倒産危機になると、もうね、みんな心のなかで笑ってたよ。


「ルセフざまぁww」
つって。


だから、株価がこれだけ短期間で上昇してもみんな投資してないから「ふ~ん…で?」ていう顔してる。もうね、みんな負け惜しみの顔してる。


教訓は、ターンアラウンドに私情を挟んじゃダメってこと。


誰もが投資したくないっていう銘柄は、誰もが嫌悪感を感じる銘柄だったりするわけで、そういう銘柄を買うときはこれから値下がりする恐怖に勝つ勇気はだけでなくて、仲間(市場参加者)を平気で裏切るような国に投資する勇気も必要になります。

で、これからブラジル株はどうなるかと言えば、「買い」です。バフェット太郎がそう考える理由は、米国経済が着実にインフレに向かっているからです。原油価格が回復すれば、簡単にインフレになるところまできています。インフレになるということは、ドル安を意味するので外貨建ての新興国の株が買われるわけです。
3
チャートはドルインデックスの週足チャートですが、レンジ相場を形成しており、現在は下限付近を推移しています。これを明確に割り込めば、ブラジルやメキシコなどの南米新興国株は「買い」です。反対にドルが予想に反して買われるなら「待て」です。

SPONSORED LINK