バフェット太郎です。

18日のNYダウ株式市場は、前日比+106.70ドル(+0.60%)高の1万8004.16ドルとおよそ9ヵ月ぶりの高値をつけて取引を終えました。上昇した主な要因は、ウォルト・ディズニーの映画「ジャングル・ブック」が週末興行収入で圧倒的な成功を収めたことを手掛かりに+2.93%高と上昇したことに加えて、原油価格が上昇したことでエネルギー株が買われました。エクソン・モービル(XOM)は+0.95%高、シェブロン(CVX)+1.51%高、コノコフィリップス(COP)+2.97%高でした。

17日、カタールの首都ドーハで開かれた主要産油国による会合で、増産凍結が期待されていたものの、サウジアラビアがイラン抜きでの増産凍結に強く抵抗したため、合意に至りませんでした。これを受けて原油価格は一時-7%を超えて下落したものの、クウェートの石油労働者によるストの影響で、原油生産が60%超押し下げられていることが材料となり反発しました。

バフェット太郎は、原油価格は二つの理由で回復すると考えています。

一、原油価格の下落により、生産が減少するため、供給過剰問題が解消し価格を押し上げる。
二、FRBによるドル安誘導が原油価格を押し上げる。

一、原油価格が40ドル台を割り込み、30ドル台で推移していれば、各産油国の高コスト生産者が生産を急減させなければなりません。あるいは、クウェートのようにストが発生し生産が止まります。そしてその兆候はすでに見られています。OPEC(石油輸出国機構)による最新の市場リポートによれば、OPEC以外の生産が日量73万バレル減少すると予想されています。この減少幅は前回の推計値から4.2%増加しています。

二、FRBは賃金や物価を上げるためにドル安誘導をしています。そしてドル安誘導はドルと逆相関の関係にある原油価格を押し上げることになります。
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(出所:楽天証券
チャートはドルインデックスとコモディティ指数の長期チャートです。ドルが下落するとコモディティが上昇し、反対にドルが上昇するとコモディティが下落する逆相関の関係が確認できると思います。

つまり、過去の経験則に従えば、これから考えられるシナリオは、ドル安コモディティ高と言えるわけです。