バフェット太郎です。

総合ヘルスケア大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.65ドルに対して、結果1.68ドルと予想を上回りました。
売上高は予想174億8000万ドルに対して、結果174億8000万ドルと予想通りでした。

JNJは売上高の50%を海外で稼ぐため、ドル高と新興国経済の弱さが業績を圧迫しました。

主力の医薬品部門の売上高は+5.9%高の81億8000万ドル、米国部門は12.9%増でした。また、売上高の35%を占める医療機器部門は2.4%減の61億1000万ドルでした。そのため、医療機器部門を対象にした人員削減計画が発表されました。

ガイダンスでは、今期予想EPSを従来の6.43~6.58ドルから、6.53~6.68ドルが見込まれるとして上方修正しました。また、売上高も従来予想の708億~715億ドルから、712~719億ドルが見込まれるとして上方修正しました。

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上方修正を受けて、株価は一段高で推移しています。
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売上高、営業利益、純利益の全てが緩やかに成長しています。
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EPS、BPS、DPSの全てが緩やかに成長しています。JNJの連続増配実績は52年です。配当性向にもまだ余裕があるため、連続増配記録が更新するのはほぼ確実です。
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キャッシュフロー計算書は理想的です。

本業の儲けを示す営業CFが緩やかに拡大している一方で、投資CFがほとんど横ばいであることから、フリーCFが拡大傾向にあります。フリーCFは、配当や自社株買いなど投資家に還元されたり、手元資金としてBPSを押し上げて、一株当たりの価値を高めてくれます。

営業利益が拡大しているのだから営業CFが拡大しているのは当たり前で、わざわざ営業CFを見る必要はないと思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

企業のなかには営業利益を計上しておきながら、実際に会社にお金が入金されていないということは少なくありません。そのため、売上高や営業利益を載せる損益計算書は会計の世界で「会社の意見」と言われたりします。反対にキャッシュフロー計算書は実際に現金が入金されているかを示すものなので誤魔化しができません。そのため「会社の真実」と言われたりします。従って、投資家はキャッシュフロー計算書までしっかり読む必要があるのです。

キャッシュフロー計算書についてもっと詳しく、そしてわかりやすく学びたいという人にはこの二冊がお勧めです。