バフェット太郎です。

グーグルを傘下にもつアルファベット(GOOGL)が第1四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想7.96ドルに対して、結果7.50ドルと予想を下回りました。
売上高は予想203億8000万ドルに対して、結果202億6000万ドルと予想を下回りました。

EPS、売上高ともに予想を下回った主な要因は、為替変動が予想以上にマイナスに作用したためです。GOOGLは売上高の53.6%を海外で稼いでいるため、ドル高に弱いです。

ルースポラットCFOは電話会見で、米「ドル高が続いたことによる売上高へのマイナス影響額は年間で7億6200万ドルだったが、為替ヘッジにより影響額は5億9300万ドルに抑えられた」と説明しました。

経営成績
1
売上高、営業利益、純利益、全てが力強く伸びています。米国を代表する大型グロース株です。営業利益率は2010年の35.4%をピークに2015年25.8%と低下傾向にありますが、極めて優秀な数字です。
2
EPS(一株当たりの利益)、BPS(一株当たりの純資産)ともに順調に拡大しています。配当はありません。
3
本業の儲けを示す営業CFは順調に拡大しています。一方で2013年以降、投資CFが増加しています。これは自動運転・IOTなどに積極的に投資しているためです。フリーCFは順調に拡大しており、過去四年間で、現金と短期債を含めた手元資金は年率平均13%で増加しています。これらの資金は企業・事業買収など積極的な投資資金に回る予定です。
4
第1四半期決算が市場予想を下回ったことで-5.32%安と急落しました。チャートは上昇トレンドチャネルのサポートラインを試す展開です。これを割り込めば50日移動平均線のある688ドルがターゲットになります。

GOOGLはグロース株投資家が好む代表的な銘柄です。PERは30.47倍と割高感がありますが、予想PERは20.76倍と決して割高な水準ではありません。しかし、それを踏まえたうえでバフェット太郎はGOOGLを含めたグロース株全般に弱気の立場です。

バフェット太郎がそう考える理由は、大型バリュー株と大型グロース株のパフォーマンス周期です。過去に答えを求めれば、大型グロース株投資が大型バリュー株投資に一度勝ち始めると、その後数年間勝ち続けます。しかし、それが終わると次は反対に大型バリュー株投資が大型グロース株投資に対して数年間勝ち続けます。1986年以降は次のような成績になっています。

1986年バリュー株
1987年~1990年グロース株(四年)
1991年~1993年バリュー株(三年)
1994年~1999年グロース株(六年)
2000年~2007年バリュー株(六年)
2008年グロース株
2009年バリュー株
2010年~2015年グロース株(六年)

年明け以降、高PERのグロース株が売られ、金や公益株が買われていることから、2016年以降はバリュー株投資の時代になると思います。

参考文献(MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法