バフェット太郎です。

米アップル(AAPL)が第2四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想2ドルに対して、結果1.9ドルと予想を下回りました。
売上高は予想519億7000万ドルに対して、結果505億5000万ドルと予想を下回りました。
第3四半期決算の売上高はアナリスト予想473億ドルに対して、会社予想410~430億ドルと予想を下回りました。
注目指標の粗利益率はアナリスト予想39.3%に対して、会社予想37.5~38%と予想を下回りました。

売上高見通しが予想を下回る主な要因は三つあります。

一、難しい経済状況を受けてAAPLが販売チャネルから在庫を20億ドル分引き取る計画であること。
二、「iPhoneSE」の平均販売価格が低いこと。
三、9月の新学期需要を見込んだパソコン「Mac(マック)」のアナリストの半場見通しが楽観すぎること。の以上三つが挙げられます。

AAPLは配当と自社株買いによる資本還元プログラムを拡大することを明らかにしました。2018年3月末までに株主に現金で2500億ドル還元する計画とのこと。これは従来計画の「2017年3月末までに2000億ドル還元」から拡大しました。具体的には、四半期配当を+10%引き上げて0.57ドルにするほか、自社株買いの規模を昨年発表した1400億ドルから1750億ドルに拡大するというものです。

経営成績
1
2006年以降、売上高は12倍、営業利益29倍、純利益26.8倍、と急拡大しました。しかし、今期の売上高見通しは2267億と減収が見込まれており、AAPLの成長神話は終わりを迎えています。
2
06年以降、EPS(一株当たりの利益)は28.8倍、BPS(一株当たりの純資産)は14.4倍に急拡大しています。2011年にスティーブ・ジョブズが亡くなってからも業績は拡大を続けていますが、今期EPSは9.03ドルと前期の9.22ドルから減益する見込みです。
3
理想的なキャッシュフローです。AAPLは半年に一度新製品を投入しなければなりませんが、投資CFは極めて低いです。営業CFがに比例して莫大なフリーCFを稼いでいます。
4
決算発表を受けて、プレマーケットで前日比-8%安の95ドルまで急落しています。サポートラインは90ドルですが、上値が切り下がり、弱気の三角保ち合いを形成していることから、さらに急落する可能性があります。

一般的に、三角保ち合いのブレイクアウト後の目標株価は、三角保ち合いが始まった最初の高値と最初の安値の幅になります。今回のAAPLの場合は高値130ドル、安値90ドルですから、差し引き40ドルになります。つまり、株価が90ドルのサポートラインを割り込んだら、次の目標株価は50ドルになるということです。

株価50ドルのPERは5.54倍、配当利回りは4.56%です。

このブログでバフェット太郎がずーっと言っていることは、AAPLやFANGのようなグロース株に投資する時代は終わったということです。AAPLやギリアドサイエンシズ(GILD)は高PER株ではないから例外だと考えているグロース株投資家もいますが、ハッキリ言ってAAPLもGILDも例外ではありません。急成長企業がひとたび売上高を落とすと、雪崩のように利益も崩れるからです。

それにも関わらずバカの一つ覚えのように、グロース株をバイ&ホールドだと言って大事に抱えていると大変な含み損を抱えると思いますよ。

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