バフェット太郎です。

フェイスブック(FB)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想0.62ドルに対して、結果0.77ドルと予想を上回りました。
売上高は予想52億6000万ドルに対して、結果53億8000万ドルと予想を上回りました。

売上高は前年同期比の52%増と大幅増収となりました。大幅増収の主な要因は、新たに導入したモバイル広告製品が堅調に推移したことと、動画広告需要が高まったことによるものです。

営業利益率は37%でした。前年第1四半期の26%から大幅に利益率が良くなっています。
純利益は前年同期比で二倍余りに拡大しました。
アクティブユーザー数は前年同期比で15%増となりました。

また、FBは新たにクラスC株を発行すると提案しました。C株は議決権がないため、創業者の支配力を維持しながら、株主からお金を集めることができます。

これには賛否両論ありますが、マーク・ザッカーバーグが創業者として君臨し続ける限りは「あり」だと思います。

経営成績
1
売上高、営業利益、純利益のすべてが順調に拡大しています。
2
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前期、手元資金が大きく増えました。主に短期国債の増加が目立ちました。
3
本業の儲けを示す営業CFが拡大する一方で、投資CFがあまり伸びていません。結果的に莫大なキャッシュフローの創出に成功しています。豊富な資金力を活用してM&Aに積極的で、最近では画像共有アプリのインスタグラムや仮想現実関連技術を持つオキュラスリフトを買収しました。利益を拡大することによって株主価値を高めていく方針のため、配当はありません。
4
予想を上回る決算を発表したことで、株価は前日比7.20%急騰しました。また、週足チャートを眺めると強気の上昇チャネルを形成しており、まだしばらく続きそうです。アップル(AAPL)やツイッター(TWTR)などグロース株が相次いでコケているなかで、FBとアマゾン(AMZN)など一部のグロース株は好調で明暗がわかれる格好になりました。



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