バフェット太郎です。

米石油大手のシェブロン(CVX)が第1四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想-0.20ドルに対して、結果-0.39ドルと予想を下回りました。
売上高は予想214億3000万ドルに対して、結果235億5000万ドルと予想を上回りました。

ジョン・ワトソンCEOは、原油価格の急落を受けて、上流部門(石油・ガスの探査・生産)が業績を圧迫した述べました。米国産原油・天然ガス液の平均実現家格は1バレル26バレルと、前年同期の43ドルにくらべて約40%値下がりしました。

CVXはエクソン・モービル(XOM)に比べて、川上部門への比重が大きいため、原油価格の下落による影響は大きかったです。さらに影響が大きいのは、川下部門をスピンオフしたコノコフィリップス(COP)です。(COPについては別にエントリーします。)

経営成績
1
原油価格の急落を受けて業績が大きく落ち込んでいます。エネルギー株は原油価格に影響を受けるので、原油価格が急落して業績が傾いている今が買い時です。
2
BPS(一株当たりの純資産)は増加基調です。DPS(一株当たりの配当)は28年連続で増配しています。DPSがEPS(一株当たりの利益)を上回り、配当性向174.3%になっていますが、増配は今後も続く見通しです。EPSの通期見通しは1.07ドルと前期から減益となる見込みです。
3
本業の儲けを示す営業CFは4期連続の減収です。また、投資CFが拡大しているため、純利益が黒字を維持している一方でフリーCFは三期連続の赤字に落ち込んでいます。そのため、今期の設備投資や自社株買いは一段と縮小される見込みです。

CVXは4年間で発行済み株式数の6.3%を買い戻しています。これは年率平均1.58%の配当と同じ意味です。また、この1.58%に配当利回り4.12%を足し合した実質利回りは5.70%になります。ただし、今期の自社株買いは縮小する見通しなので、将来の実質利回りは低下します。4
CVXの1974年から始まる42年長期チャートです。サポートラインを引くと、過去7回底値をつけています。またそのいずれの時もRSIが50pt程度まで落ちていました。つまり、7回目となる今回も底値をつけたと考えることができるわけです。バフェット太郎が米国会社四季報2016年春夏号 の座談会において、エネルギー株は「買い」だと言った根拠はこの長期チャートです。

CVXはXOMに比べて川上部門への比重が大きいので、原油価格が回復すればXOMよりも株価の上昇率が高くなると思います。
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