バフェット太郎です。

米石油大手のコノコフィリップス(COP)が第1四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。

EPSは予想-1.05ドルの赤字に対して、結果-0.95ドルの赤字と予想を上回りました。
売上高は予想72億2000万ドルに対して、結果50億2000万ドルと予想を下回りました。

原油価格の急落を受けて業績は悪化しており、通期の設備投資計画については一段の縮小を決めました。

COPは探鉱から生産、輸送、精製、販売まで一貫した垂直統合型企業でしたが、2012年に製油事業など下流部門をフィリップス66(PSX)としてスピンオフしたため、原油価格の急落に弱いエネルギー株になりました。エクソン・モービル(XOM)は原油価格が上昇しているときでも、積極的に下流部門に投資していたため、原油価格の急落局面でもしっかりと利益を確保することができるわけです。

そういう意味で言うと、COPは事業のポートフォリオバランスが悪いです。

経営成績

1
原油価格の急落を受け売上高が激減していることに加えて、二期連増の赤字が予想されています。
2
BPS(一株当たりの純資産)は拡大していません。また、今期の配当は1ドルと前期の2.94ドルから減配しています。
1
本業の儲けを示す営業CFが激減しており、また、設備投資も多いことからフリーCFは三期連続の赤字が見込まれています。

エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)など優良エネルギー株に比べて見劣りしますが、原油価格の回復局面では売られすぎから大きく買われると思います。
3
1982年からの長期チャートです。RSIが30pt程度まで落ちたとき、必ず底値をつけていることが確認できると思います。つまり、6回目となる今回も底値をつけたと考えることができるわけです。バフェット太郎が米国会社四季報2016年春夏号 の座談会において、エネルギー株は「買い」だと言った根拠はこの長期チャートです。

とくにCOPは原油安に弱い銘柄であるため、これからの原油相場回復局面では一番売られていたCOPの株価上昇率が一番高くなると思います。