バフェット太郎です。

老舗高級百貨店のメーシーズ(M)が第1四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想0.38ドルに対して、結果0.40ドルと予想を上回りました。
売上高は予想59億4000ドルに対して、結果57億7000万ドルと予想を下回りました。
2017年度通期のEPSは従来予想3.78ドルに対して、新ガイダンス3.15~3.40ドルと下方修正されました。

消費スタイルは、従来の百貨店利用から、アマゾンのネットショッピングにシフトしています。今年、米スポーツ用品店大手のスポーツオーソリティやアパレルチェーンのエアロポステールが破綻に追い込まれ、大手アパレルチェーンのギャップ(GPS)の信用格付けはジャンク級に引き下げられるなど、各小売店はAMZNへの対抗策を打ち出させずにいます。

メーシーズは投資家から、保有する不動産の売却を迫られています。

経営成績
1
店舗閉鎖などを要因に、売上高が急減しています。それに伴い営業利益、純利益も減少しています。
2
金融危機による不況で、BPS(一株当たりの純資産)が急減しましたが、以降は持ち直しています。EPSも順調に拡大していますが、AMZNなどネットショッピングへの対抗策はなく、このまま拡大基調を維持するのは難しいと思います。
3
投資家の不安に反して、キャッシュフローは安定しており、毎期フリーCFをしっかり稼いでいます。米国経済は、雇用は改善し、賃金も上昇しています。一方で貯蓄率は上昇するなど財布のヒモは依然として固いままです。
4
決算発表を受けて株価は前日比-15.17%急落し、昨年末につけた安値のサポートラインをあっさり割り込みました。MACDはデッドクロスを形成しており、底値はさらに下にあるようです。

バリュエーションはPER9.75倍、配当利回り3.82%です。「割安な水準」と言ってすぐに飛びつくような素人くさいことはやめて、じっくりと待ってからバリュー株投資として楽しむ銘柄です。
SPONSORED LINK