バフェット太郎です。

投資家でありCNBCの投資情報番組『Mad Money』の司会を務めるジム・クレイマーのお墨付き銘柄で、42年連続で増配しているVF(VFC)の株価が急落しています。

VFCは世界最大級のアパレルメーカーで、アウトドア、アクションスポーツ、ジーンズ、制服などに「ザ・ノースフェイス」「VANS」「ティンバーランド」「Lee」など30以上の著名ブランドを展開しています。VFCはこれらのブランドを自ら生み出してきたわけではありません。業績不振により傷ついたブランドを割安な価格で取得し、自社でブランドを再生させてきました。

ブランド一覧
6
マルチブランド戦略により、ターゲットとする顧客層や価格帯を分散させて、安定したキャッシュフローを稼ぐ能力に長けています。

経営成績
1
売上高、営業利益、純利益とすべてが順調に拡大しています。売上高の4割弱を海外で稼いでいるのでドル高に弱いです。
2
DPS(一株当たりの配当)は42年連続で増配していますが、配当性向は47%とまだ十分な余裕があります。配当再投資を戦略とするバリュー株投資家好みの銘柄です。EPS(一株当たりの純利益)、BPS(一株当たりの純資産)ともに拡大基調です。
3
本業の儲けを示す営業CFはしっかりと成長しています。設備投資はあまり必要としないためフリーCFを多く稼げています。ROEは前期22.36%と資本効率が高く優秀です。
4
(StockCharts.com)

50日移動平均線に抑えられていることに加えて、MACDにデッドクロスの売りシグナルが発生しようとしています。目標株価は200日移動平均線の56.46ドルになります。

バリュエーションはPER21.15倍、配当利回り2.29%です。2012年、2013年のPERが15~16倍で推移していたことを思い出すと、現在の水準は決して割安とは言えませんが、今後の調整局面しだいでは魅力が増してくると思います。VFCは典型的な優良バリュー銘柄です。