バフェット太郎です。

ホームセンター業界首位のホームデポ(HD)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.36ドルに対して、結果1.45ドルと予想を上回りました。
売上高は予想223億9000万ドルに対して、結果227億6000万ドルと予想を上回りました。
2017年通期のEPSは予想6.22ドルに対して、新ガイダンス6.27ドルと予想を上回りました。
2017年通期の売上高は予想938億4000万ドルに対して、新ガイダンス941億ドルと予想を上回りました。

業績が予想を上回った主な要因は、既存店売上高が前年同期比で大幅に増加したことによるものです。既存店売上高は前年同期比+6.5%増でした。また、米国内の既存店売上高は前年同期比+7.4%増でした。

経営成績
1
08年の金融危機で業績は大きく落ち込んだものの、雇用環境と住宅市場の回復を受けて業績はV字回復しています。近年は出店より既存店売上高の増加を重視していて、その成果がハッキリと出ています。
2
住宅市場の回復に伴いEPS(一株当たりの利益)は上昇傾向にありますが、2014年からBPS(一株当たりの純資産)が急減しています。BPSが急減している主な要因は、長期借入金を増やしているためで、HDは資本効率を急速に高めています。結果的にROE(自己資本利益率)は2009年12.74%だったのに対して、2016年は89.64%にまで高まりました。
3
HDは借金を大幅に増やしているからと言って、本業の儲けが出ていないわけではないし、莫大な設備投資を必要としているわけでもありません。キャッシュフロー計算書を眺めると、莫大なフリーCFを稼げるビジネスだということがパッと見でわかると思います。HDはその潤沢な手元資金を利用して積極的に自社株買いをしており、この4年間で発行済み株式数の18.28%を買い戻しました。これは年間利回り4.57%を意味するので、配当利回り2.07%を加えると、実質株主利回りは6.64%にもなります。
4
HDの株価は決算内容が良かったのにも関わらず-1%以上下落しています。また、RSIの上値が切り下がっているのに対して、株価の上値が切り上がっていることがわかります。これをダイバージェンスと言って、相場の最終局面に出やすい「売り」シグナルです。

HDはNYダウ構成銘柄の超優良株であることに加えて、安定した業績、安定した配当、積極的な自社株買いをすることから、長期バリュー株投資家がポートフォリオに組み入れたくなる優良株です。

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