バフェット太郎です。

米小売り大手のウォルマート・ストアーズ(WMT)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想0.88ドルに対して、結果0.98ドルと予想を上回りました。
売上高は予想1132億ドルに対して、結果1159億ドルと予想を上回りました。

米既存店売上高は予想+0.5%増に対して、結果+1%増と予想を上回りました。
第2四半期のEPS見通しは予想0.98ドルに対して、新ガイダンス0.95~1.08ドルでした。

小売企業各社が軒並み業績を悪化させているなかで、なぜWMTだけ好決算なのか?その主な要因はWMTが食品販売に強いためです。WMTは売上高の半分以上を食品販売で稼いでいるのですが、食品のネット通販利用への移行は遅れており、アマゾン(AMZN)の脅威にまだ晒されていないためです。

経営成績
1
前期の売上高はドル高の影響で横ばいでした。また、営業利益と純利益は人件費増や店舗閉鎖関連費用の計上もあり減益となりました。今期は客足回復を狙ったさまざまな投資が利益を圧迫するとの見方から、二期連続の減益が予想されています。こうした投資効果はすでに出ており、前年同期比-7.8%の減益になる一方で、来店者数は前年同期比+1.5%増加しました。
2
BPS(一株当たりの純資産)は持続的に緩やかな上昇を示しています。前期のEPS(一株当たりの利益)は人件費増や店舗閉鎖関連費用の計上で減益していることに加えて、今期も投資費用がかさむため二期連続の減益が見込まれています。今期の予想EPSは4.14ドル、来期の予想EPSは4.33ドルです。DPS(一株当たりの配当)は42年連続で増配しており、今期の予想配当性向は48%と十分な余裕があります。減配を心配する必要は一切ありません。
3
本業の儲けを表す営業CFは緩やかに上昇しています。また、設備投資額も一定水準にコントロールされているため、安定したフリーCFを稼ぐことができています。
4
予想を上回る好決算だったため株価は一時9%上昇し、強気のトレンドチャネルに戻ってきました。

長期投資で成功したいなら超優良株を割安な価格で買い、長期で保有しなければなりません。しかし、ほとんどの投資家はそれができません。ならぜら、割安であるということは不人気であり、不人気であるということは将来の利益見通しが悪いことに他ならないからです。

事実、WMTの利益見通しは悪いです。しかし、毎期安定したキャッシュフローを稼ぎ出しているWMTのような超優良株は、利益見通しが悪く不人気になっているときに買わなければならないのです。反対にWMTのような超優良株の利益見通しが悪化した時に、他の投資家たちと一緒になってWMTをクソ株だと批判するような奴はハッキリ言って投資家に向いてません。また、そういう投資家ほど株価ばかりに目がいき、大切な企業分析をおろそかにするものです。個別株投資は止めて、おとなしくS&P500ETFでも買って「パッシブ投資で8割のファンドマネジャーに勝つぜ(キリッ)」ってドヤってる方がよっぽどマシでしょうww