バフェット太郎です。

19日のNYダウ株式市場は、前日比-91.22ドル(-0.52%)安の1万7435.40ドルと下落して取引を終えました。下落した主な要因は、FRB(米連邦準備理事会)が早ければ6月にも利上げに踏み切るとの見方が強まったためです。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、NY連銀のダドリー総裁は、NY連銀で開かれた記者会見の質疑応答で、「わたしの予測がまずまず順調だと確信すれば、夏場(6月から7月)にかけて引き締めが行われるというのは妥当な期待だと思う」とし、「問題なのは、経済が協力的に振る舞い、私個人の見通しに沿って推移するかどうかだ」と述べたとのこと。

また、GDPが成長し、失業率が改善し、インフレがFRBの目標とする2%に戻るとの確信を強めていくなら、それらこそがFRB金融政策を一層引き締めるための要件だと思うとし、加えて、FRB当局者の間で経済及び金利に関する政策についての意見は異なるものの、当局者間の見解の違いはかなり小さいとの認識を示したことで、マーケットは「( ゚д゚)ハッ!」と目が覚めました。

FRBはバーナンキ前FRB議長時代からマーケットとの対話を重視してきました。当然、イエレン議長もその路線を踏襲しており、マーケットと対話してきました。しかし、マーケットはFRBとの対話を拒否するように、低金利はまだまだ続くと夢ばかり見ていたのです。


ダドリー総裁はこの記者会見で、「FRBはマーケットがFRB当局者らの実際の発言からさほど手掛かりを得ていなかったのには驚いていた」と明かすなど、マーケットは自分の都合の良いように解釈し、利上げの予想時期を先送りしていたわけです。
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チャートは金融セレクト・セクターSPDRファンド(XLF)の日足チャートです。XLFは金融セクターから選抜した米国株で構成されてる指数に連動に92銘柄が組み入れられています。

チャートを眺めると、上昇トレンドチャネルを形成していることがわかります。加えて、50日移動平均線が200日移動平均線を上回ろうとしており、ゴールデンクロス(買いシグナル)を示しています。ヘッドアンドショルダー形成後、売りシグナルを出しているS&P500指数とは対照的です。

ただし、利上げは米国経済が好調だということに他ならないので、こうした調整局面ではむしろ積極的に買い向かいたいです。今後のシナリオとすれば、FRBが利上げを発表する度に株価は調整して「買い場」を作ってくれます。そこでバリュー株投資家はしっかりと株を買い増さなければなりません。間違ってもディフェンシブ銘柄を売らないこと。二回、三回とFRBが利上げを踏めば、今度は利上げする度に米国経済は好調だとして株価は一段と上がるようになります。

学校もマーケットも同じで、ビビって逃げるような奴ほど嫌われるものです。これから始まる調整局面でバリュー株投資家は逃げずに買い向かわなければダメなんです。

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