バフェット太郎です。

バロンズによればウォルマート・ストアーズ(WMT)の株価上昇に警戒感が出ているとの記事。先週木曜日の予想を上回る決算発表を受けて株価が9.6%上昇し、1日としては2008年10年以来の上げ幅となったとのこと。これは多くの小売業が苦戦したのとは対照的でした。しかし、バロンズは問題はバリュエーションにあると指摘しています。

WMTの予想PERは16.5倍と過去5年平均の14倍を上回っています。
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グラフはWMTの平均PERの推移です。2015年5月にもPERが一時16.5倍程度まで上昇しましたが、その後の1年間で株価は18%下落しました。

WMTの株価は好材料がほぼ織り込まれているので、1つでも悪材料が浮上すれば株価下落の可能性は十分にあり、RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、スコット・チッカレリ氏は、人件費やIT投資が利益率を圧迫するとし、同社の投資判断を「アンダーパフォーム」としています。また、ネット事業の伸び率は、アマゾン・ドットコム(AMZN)が26%に対してWMTは7%と見劣りしています。現在、WMTの悪材料は見当たりませんが、PERは割高な水準であるため、警戒することに越したことはないとバロンズは指摘しています。
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WMTの週足チャートです。昨年の11月に底打ちして以降、大きく上昇してきました。今週はレジスタンス(上値抵抗線)の70ドルを突破できるかが注目されます。
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