バフェット太郎です。

世の中には投資に関する本が溢れていますが、一体どれを読めば良いのでしょうか。手当たり次第読んでいては時間がいくらあっても足りませんしお金もかかります。限られたお小遣いのなかで自身の投資戦略に最適な本を効率よく揃えておきたいと誰もが考えていることでしょう。そこで、バフェット太郎がこれから配当再投資戦略を実践するバリュー株投資家にとって最適な本10冊を紹介します。とは言ってもこれらは以前に紹介したことのある本ばかりで目新しさはなく、まとめとして書いておきます。

何度も言いますが、バフェット太郎が紹介する本は配当再投資戦略を実践するバリュー株投資家が対象です。そのため、株を買ったり売ったりするような投資手法をする短期投資家には不向きな本ばかりで、チャートやアノマリー(季節性要因)、サイクル(周期性)といった知識も配当再投資には必要ないので紹介していません。

あと誤解されやすいので最初に断っておきますが、バフェット太郎はバフェット流バリュー株投資を実践している投資家ではありません。バフェット太郎はジェレミー・シーゲル流の米大型優良株、配当再投資戦略を実践している投資家です。そのため下に紹介する本のなかでバフェットに関する本は一冊もありません。

じゃあいくよー

★★★

ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』

もうね、コレ伝説級の投資本で通称『赤本』て言ったりする。バフェット太郎がアホみたいに何度もこのブログで紹介するもんだから、一時中古価格が3万円くらいまで高騰してみんなに迷惑かけた。ゴメンね。

この本でシーゲルが言いたいことは、「みんな過去の経験則から市場平均に連動するS&P500ETFがいーとか言ってるけどさ、過去の経験則に答えを求めるなら米優良高配当株10社に投資した方が儲かるぜっ」ていうこと。実際1957~2003年までの46年間において、S&P500ETFのトータルリターン(配当再投資済み)は年率11.18%だったけれど、S&Pコア10種(過去15年間減配していないS&P100の配当利回り上位10銘柄)のそれは15.68%だったことを詳細なデータを分析して証明してるんだよね。

ちなみにこの本の結論としてるポートフォリオと、バフェット太郎が実践しているポートフォリオは似て非なるものなんだけ、まぁウォーレン・バフェットもベンジャミン・グレアムとかフィリップ・フィッシャーの影響を受けつつも彼らとは異なる投資戦略をしてるわけで、バフェット太郎もシーゲルの影響を受けつつ異なる投資戦略をしてるっていうわけ。だから読者によってポートフォリオは無数にデザインされるわけで、それでいいんじゃないかな。絶対正しい答えなんてないんだからさ。

で、この本は一回読んだら終わりっていう本じゃなくて、経典のように読む本でバフェット太郎は50回以上読みました。付箋もたくさんついてるし、アンダーラインやコメントも書いてぐちゃぐちゃになってる。読者もコレクションのように置いておくんじゃなくて、自分だけの赤本をつくって欲しい。

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ジェレミー・シーゲル著『株式投資』

『株式投資の未来』の前著で通称『緑本』。

データ量や情報量といったボリュームはこっちの方が断然多くて、高配当株再投資についての優位性も実はこの本にも書かれてる。だから「赤本」に劣ってるなんてことは全然なくて、「赤本」が手に入らなくても「緑本」で十分だと思う。

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広瀬隆雄著『MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法』

広瀬氏待望の著書。ブログ『マーケットハック』の編集長広瀬氏は、米カリフォルニアの投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツの代表で、JPモルガンやSGウォーバーグなどの投資銀行で世界中の株の営業や引受業務に携わるなどの経歴を持ってます。

この本は、世界の投資銀行を渡り歩いた日本における米国株の第一人者が「本当に役立つな」と感じたノウハウを惜しみなく公開している良書です。ちなみに、そのノウハウとは広瀬氏のオリジナルではなく、ウォール街で昔からよく知られている考え方です。

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チャールズ・エリス著『敗者のゲーム』

資産運用の本質や運用理論の基礎知識が学べる良書。初心者から上級者まで必読の投資ガイドブック的な本。

バートン・マルキール著『ウォール街のランダムウォーカー』

チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」同様、これから投資をはじめる人は必ず読んでおきたい教科書的な本。パッシブ運用がアクティブ運用よりも優れているということを証明した本。

ハワード・マークス著『投資で一番大切な20の教え』

ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハザウェイの株主総会において、株主一人一人に配布された投資哲学に関する哲学書。長期投資のような孤独な旅において投資哲学は必須だよ。

トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコ著『となりの億万長者』

配当再投資戦略において重要なことは、投資をうまくやることではなくて、投資家自身が倹約家であることが何よりも重要。百貨店の用務員のおじいさんだったロナルドリード氏が株式投資で約10億円もの資産を作ったのは、まさに倹約を貫いたからに他ならないわけです。

本多静六著『私の財産告白』

こっちは日本版の倹約に関する本。給与の四分の一を投資に回すことで莫大な財産を築いた本田静六が、お金の真実について語った幻の名著。

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東洋経済新報社『米国会社四季報2016年春夏号』

ぶっちゃけ銘柄分析だけだったらモーニングスターでいいんだけどバフェット太郎は四季報の購入を強くお勧めします。なぜなら偶然の発見という体験」ができるから。

モーニングスター使っても、知ってる会社しか調べることできないでしょ?でも四季報はパラパラめくって眺めるだけで「何これ!?」て言うことがよくある。米国株って営業利益率の高い銘柄が豊富にあるからそういう体験の連続。もうね、正直ワクワクが止まらない。冒険の旅が始まっちゃう。

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『ウォールストリートジャーナル』(本じゃないけど。)

ローマは一日にして成らず。あのね、日々の継続ほど大切なことはないんだよ。年間購読料は2万7291円と一見高いように思えるけど、これって一日に直すと75円程度だよ?一日75円を自分に投資するってそんなにハードルが高いことですかね?ネットの無料ニュースで十分とか言うアホのままでいるのか、ロナルドリードのように、年収が低くてもどケチでもウォールストリートジャーナルにはちゃんとお金を支払って自分にも投資するのか、どっちの人生を歩むのかって言ったら迷わず後者でしょ。 バフェット太郎は質の高いモノを買うか買わないか迷う時、迷ってる理由が金額なら、迷わず買うとこにしています。

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グッドラック。
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