バフェット太郎です。

3日、米石油サービス大手のベーカー・ヒューズが発表した米石油掘削装置(リグ)の稼働数は前週比9基増の325期と、約3ヵ月ぶりに増加しました。原油相場の持ち直しで、シェールオイルの新規掘削活動に底入れ感が出てきています。

2日に開催されたOPEC(石油輸出国機構)総会では、原油の生産枠について新たな合意に至ることはありませんでした。二大産油国であるサウジとイランが市場シェアを巡って対立しているため、両国が協調する可能性は低いです。加えて原油生産の技術革新が進んでいることから、原油価格が低迷していても採算がとれることから、原油価格の道はなお険しいです。
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原油先物価格の日足チャートです。二月を底値に上昇のトレンドチャネルを形成していますが勢いがなくなってきています。中央(緑線)のレジスタンスを突破できず、下限のサポートラインを試す展開です。
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チャートはエクソン・モービル(XOM)の42年チャートです。長期的に見れば底打ちしているので、エネルギー株に投資している投資家は、今後訪れる原油の調整局面で逃げ出す必要はありません。

グッドラック。

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