バフェット太郎です。

世の中にウォーレン・バフェットに関する本は数多くありますが、その中で最も広く読まれているのは『株で富を築くバフェットの法則』だと思います。

これからバフェットのようなバリュー株投資がやりたいなら、最初の入門書として最適な本です。本書は8章で構成されていますが、特に第2章と第4章はオススメです。

第2章の「バフェット流投資の原点」には、バフェットが大きく影響を受けたとされるベンジャミン・グレアム、フィリップ・フィッシャー、チャーリー・マンガーの三人の投資哲学が紹介されています。グレアムは「本質的な価値よりも安く株を買え」という典型的なバリュー株投資家で、バフェットに最も影響を与えた人物と言われています。80年代までのバフェットのポートフォリオは、まさにグレアムの影響が色濃く残っています。

フィッシャーは天才的な集中投資家でした。自身のポートフォリオはせいぜい10社で構成されていて、そのうち3社か4社に投資総額の75%を投入していたそうです。また、集中投資は理解できるものに絞って投資し、投資先には収益性や経営陣の質を大切にしました。昨年バフェットはコノコフィリップスからスピンオフしたフィリップス66に大きく投資しましたが、その時バフェットは「この会社には優れた経営陣がいる」と絶賛していました。

マンガーは弁護士でありながら自分で投資パートナーシップをつくる投資家でした。1971年のシーズ・キャンディーズの買収でマンガーはバフェットに「そこそこの企業を素晴らしい値段で買うより、素晴らしい企業をそこそこの値段で買う方良い」と助言したことでバフェットの考え方に地殻変動が起きました。

シーズ・キャンディーズの買収提示額は4000万ドルで、現金を1000万ドル保有していました。実質的には3000万ドルの買い物だったのですが、バフェットはこの値段に納得しませんでした。なぜなら簿価ベースの純資産の3倍の値段だったからです。しかし、マンガーは「高そうに見えるが、実はよい買い物だ」とバフェットを説得し、最終的に2500万ドルで買収しました。それから10年後、シーズ・キャンディーズを1億2500万ドルで買いたいというオファーを受けたそうです。

このように、それぞれの賢人からバフェットは多くを学び、現在のポートフォリオを構築しているというわけです。第4章では、コカ・コーラやウェルズ・ファーゴ、アメリカン・エクスプレス、IBM、H・J・ハインツなど9社のケーススタディで当時を振り返りながら、バフェットの考え方や投資法を学ぶことができます。

本書を改めて読み直すと、投資の参考になることばかりで定期的に読むべき本だなと思いました。また、バフェット本には『バフェット・コード』という本もあるのですが、こちらは1977年から2007年までの31年分のポートフォリオが紹介されています。こちらを併せて読むことで、バフェットがどのように考え、実際どのように投資をしていったかがわかるので理解が深まると思います。

グッドラック。


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