バフェット太郎です。

米投資新聞ウォールストリートジャーナルに『史上最も悲観的な強気相場』との記事。S&P500種指数はあと一息で新高値を更新するところまできているが、いつもの強気相場にあるような買いが殺到する様子はどこにも見当たらないとのこと。
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チャートはS&P500指数の週足チャートです。何度も新高値の手前で失速していることがわかります。

バフェット太郎はこのブログで何度も言っていることですが、今年から「バリュー株投資の時代の幕開け」です。別の言い方をすれば「グロース株投資の時代の終わり」ということです。

事実、上半期はまさにその通りの様相で、フェイスブック(FB)、アマゾン(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)のティッカーシンボルの頭文字をとった「FANG」(牙)四銘柄の平均の年初来騰落率は-7.48%安だった(NFLXの-17%安が響いた)のに対して、S&P500種採用の生活必需品部門は+5.7%高でした。また、公益部門に至っては+16%高とFANG銘柄を大幅に上回っています。ちなみにS&P500種指数は+2%高でした。
(※FANGの年初来騰落率は以下の通りです。FB+9.55%高、AMZN+6.10%高、NFLX-17%安、GOOGL-6.08%安)

投資家たちは7年も続いた上昇相場は早晩終わりを迎えると信じており、終わりの合図がFRBによる利上げなのか英国のEU離脱なのか、中国経済の崩壊なのかわかりませんが、とにかく上昇相場の終わりに身構えています。
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チャートは投資家心理の不安心理を表す指標として使われるVIX(恐怖)指数です。通常10~20ptの間で動き、20ptを超えると投資家が弱気になっていることを表します。現在21.24ptですから、投資家心理は間違いなく((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルってなってる。

投資家のなかには、このVIX指数が30~40ptに急騰したときを狙って投資する人もいて、実際うまくいっている例は少なくありません。例えば、過去二年半でVIX指数が30ptを上回ったのは2014年10月、2015年8月、2016年1月の三回なのですが、S&P500指数の底値とタイミングがほぼ一致していることがわかると思います。こうしたことからVIX指数が30ptに上昇するのを待っている投資家は少なくありませんが、いつ30ptに急騰するのかは誰にもわかりません。上のVIX指数を眺めて「近く30ptに急騰するのでは?」と考える人は、「見たいものを見ている」にすぎないので注意した方がいいですよ。2014年12月、一時25ptまで上昇したVIX指数はその後緩やかに下落し、相場は上昇しているのだから。

グッドラック。