バフェット太郎です。

14日のNYダウ株式市場は前日比-57.66ドル(-0.32%)安の1万7674.82ドルと4日続落で取引を終えました。下落した主な要因は、米国の金融政策を決定するFOMC(米連邦公開市場委員会)が始まったことや、23日にEU(欧州連合)の離脱の是非を問う英国の国民投票を控えるなかで、先行き不透明感から米国の株式市場は下落しました。

TNSの世論調査によればEUの離脱を支持する人の割合が47%と、残留を支持する人の割合の40%を7%pt上回り、先週の2%ptから拡大したことが嫌気されました。これは選挙が近づけば残留を支持する人の割合が多くなるだろうという大方の予想に反しています。

この世論調査を受けて世界の投資資金は株式などのリスク資産から安全資産とされる金や円に流入し、VIX(恐怖)指数は一時22.16ptと三か月ぶりの高値をつけました。

また、CMEのFEDウォッチによれば6月の利上げ確率は0%、7月21%、9月40%、12月59%となっていますが、投資家たちはFOMC後のイエレン議長の記者会見で、米国経済の回復の勢いや利上げへの道筋についてのヒントを探ろうとしています。

バフェット太郎のような配当再投資戦略を実践している投資家は、短期的な先行き不透明感から買い増しを控える必要はありません。なぜならベストなタイミングを計った投資というのは、長期的にみれば手数料分損する場合が多いことや、そうした無駄な売買を繰り返さず、買い持ちした方がトータルリターンが高いことがわかっているからです。一方でタイミングを計り短期的な売買をすることで投資で成功する人たちもいます。

例えば、アベノミクス以降の相場で日本株に投資して億り人になったような投資家たちは、積み立て投資などせず、厳選した銘柄選びと、ベストな投資タイミングを計ることで成功しています。そうした人たちが雑誌で成功体験を語っていると、自分もできるのではと勘違いしてしまうかもしれませんが、それは「生き残りバイアス」にかかっているだけとも言えます。

「生き残りバイアス」とは、生き残っている一部のデータだけを抜き取り、淘汰された無数のデータを計算に入れないことを言います。この場合、億り人になった一部の人の意見だけを抜き取り、投資に失敗した無数の人達の意見を取り除くことです。

そのため、ほとんどの投資家にとっては、ベストな投資タイミングを計るよりも、配当再投資による積み立て投資をした方が資産運用をずっとうまくやれるというわけです。でも、だからと言って配当再投資戦略があなたにとってベストな投資戦略である保証はありませんし、タイミングを計った投資で億万長者になれるかもしれません。そうした可能性は0ではないので誰も止めたりはしませんよ。統計上失敗する確率が高いだけなのだから。

グッドラック。
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