バフェット太郎です。

15日のNYダウ株式市場は前日比-34.65ドル(-0.20%)安の1万7640.17ドルと5日続落で取引を終えました。FOMC(米連邦公開市場委員会)におけるFRB(米連邦準備理事会)の声明は予想通りだったものの、英国のEU(欧州連合)離脱問題が引き続き懸念材料となり相場の重しとなりました。

FRBはFOMCで米労働市場は再び力強さを増すとの見方を示し、年内2回の利上げを実施するとの姿勢を示しました。これによりCMEのFEDウォッチによる市場参加者たち12月利上げ確率が47%とFOMC声明発表前の51%から低下しました。

FRBイエレン議長の記者会見のまとめは以下の通りです。
一、米経済成長は上向いており、今後数年、緩やかなペースで拡大する
二、金利の引き上げは妥当だと考えているが、確信はない。
三、賃金の伸びが加速に向かっている初期の兆しがみられつつある。
四、利上げ時期について大統領選は考慮しない。ためらわない。
五、英国のEU離脱問題を注視している。この問題はFOMCで討議した不透明な要素の一つ。
六、良好な経済指標次第で7月の可能性は0ではない。決まったシナリオはない。
七、消費支出が予想に反して減速している。消費関連と労働関連の指標を注視する。
八、他国の金融政策がFRBの足かせとならない。
九、労働市場は健全だが失速感はある。しかし労働市場の進展が頓挫したとは考えていないし予想もしていない。一回の経済指標を深読みするべきではなく、全体のトレンドが重要。
十、慎重な姿勢で利上げすることで、予想外に強いインフレ圧力に対して効果的に対処できる。


FOMCの決定は市場の予想通りだったものの、終盤、英国のEU離脱問題による不透明感から売りが先行しました。利上げによって業績の改善が期待されている金融株も売られました。一方で安全資産とされる金と円が買われ、一時1オンス1300ドルの高値をつけました。また、産金世界最大手のカナダのバリック・ゴールド(ABX)は前日比+3.59%高と大きく買われました。為替は1ドル105円と円高が進行しており、日本株の終わりの始まりです。

グッドラック。

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