バフェット太郎です。

バロンズにメリル・ウィットマーの推奨銘柄が掲載されてたので紹介します。

メリル・ウィットマーて誰?
資産運用会社イーグル・キャピタル・パートナーズの代表で、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーハザウェイの取締役でもあります。投資スタイルは典型的なバリュー株投資です。

彼女の投資哲学は、フィリップ・フィッシャーやウォーレン・バフェットのように、優れた経営陣のいる会社に好んで投資します。ここでいう優れた経営とは、稼いだお金を効率よく投資に回せるかどうかです。例えば、稼いだお金を投資に回さず金庫にしまうのは論外として、利益を生まない投資をしてもいけません。つまり、利益率の高い場所にお金を流すことができるかどうかというわけです。また、企業のビジネスモデルが他社と比較して競争上優位であるかということも重点に置いています。こうした考え方はバフェットの投資アイディアに近く、バークシャーハザウェイの取締役であることにも納得がいきます。

投資先銘柄は誰もが熱狂するような将来有望株は避け、本質的な価値より割安な価格で取引されているバリュー株を選好しています。

バロンズによれば、ウィットマーはホテルチェーン大手のウィンダム・ワールドワイド(WYN)を選好しています。WYNはフランチャイズ中心のホテルチェーンで、「スーパー8」「デイズイン」「ラマダ」などのブランドで約7800施設、68万室を展開しています。売上の半分を会員制リゾートにあたるバケーションオーナーシップで稼いでおり、コンドミニアムや別荘のレンタルも手掛けています。

ウィットマーによれば、市場参加者たちは宿泊サイトを運営する「Airbnb(エアビーアンドビー)」やWYNの事業サイクルを過剰に懸念しているが、WYNの事業が属する中規模エコノミーセグメントは年率7~10%で成長しており、WYNのフランチャイズ事業も7~10%で成長すると予想しています。また、フランチャイズ事業には投資をあまり必要としない(FCオーナー負担である)ため、利益率も改善します。

WYNは2010年以降、発行済み株数の40%を平均50ドル未満の株価で買い戻しており、EPS(一株当たりの純利益)の拡大に貢献しています。今年のEPSは5.60~5.75ドル、FCFPS(一株当たりのフリーキャッシュフロー)は7ドルを予想しており、株価フリーキャッシュフロー倍率で13~14倍と評価していることから、目標株価を90~98ドルに設定しています。これは現在の68ドル水準から35~45%の上値余地を意味します。

経営成績
1
売上高、営業利益、純利益の全てが右肩上がりで成長しています。ただ、08年の金融危機ではさすがに赤字だったようです。
2
BPS(一株当たりの純資産)が大きく減少しているのに対して、EPSはガンガン拡大しています。過去9年間で純利益は2.13倍に拡大したのに対して、EPS(一株当たりの純利益)が3.57倍に拡大している理由は、積極的な自社株の買い戻しにあります。WYNは経営に不必要な資産の保有を避け、稼いだお金を積極的に自社株の買い戻しに使っています。また、純資産が減少した結果、ROE(自己資本利益率)は2011年の16.20%から15年55.51%と大きく改善しています。配当の減配も06年の上場以降、一度もありません。
3
フランチャイズ中心のホテルチェーンであるため、設備投資がほとんど必要ありません。そのため莫大なフリーキャッシュフローの創出に成功しており、そうして稼いだお金を自社株買いに充てることでEPSの拡大が見込めるわけです。
4
FCFPS(一株当たりのフリーCF)は今期7ドルが予想されています。これに一株当たりのフリーキャッシュフロー倍率13~14倍を掛け合わせると、予想株価は91~98ドルになります。
5
バリュエーションはPER13.65倍、配当利回り2.97%です。経営成績、経営指標、バリュエーション、全ての面で魅力的です。

グッドラック。