バフェット太郎です。

投資の世界には必死になって企業分析する人がいますが、そういう人に限って保有銘柄数が40も50あったりするのは何かの冗談でしょうか。保有銘柄でアイドルグループでもつくりたいのでしょうか。さっさと総選挙させて20銘柄以内に絞った方がいいですよ。バフェット太郎がそう考える理由は、個人投資家は保有銘柄数が20を超えると管理する手間や売買手数料がかかるなどデメリットのほうが大きくなるからです。

そもそもなぜ彼らは企業分析してるくせに保有銘柄が40も50もあるのでしょうか。本来企業分析とは、たくさんある銘柄の中から本質的な価値よりも割安な銘柄や将来有望銘柄を発掘するためにするものです。それにも関わらず彼らの保有銘柄数が止まらないのは、米国株には優良銘柄がゴロゴロあるからに他なりません。

日本株と米国株の企業分析をしてきた投資家ならわかると思いますが、ハッキリ言ってレベルが違うんですよね。営業利益率、ROE、配当利回り、連続増配実績、自社株買い、etc...。どの指標をとっても米国株が優れています。そのため、「あの子もいい、この子もいい…!」なんていう風にどんどん銘柄を買い足していってしまうのです。

気づけば銘柄数が管理できないほどまでに膨れ上がって、パフォーマンスはS&P500ETFと似たり寄ったりになっているのですが、本人は優良株ばかりに投資していることで悦に入ってしまっているのです。

★★★

バフェット太郎がオススメするポートフォリオの作り方は、まず景気循環別で保有比率を決定します。景気循環には「好況」「後退」「不況」「回復」の四つの局面があります。それぞれの景気局面で強いセクターというものがあるのですが、それが以下のダイヤグラムになります。
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(参照:markethack)

右上の黄色から時計回りに「好況」「後退」「不況」「回復」局面を表します。赤色の「後退」局面では例外なくすべてのセクターが売られますが、あえて言えばエネルギー株が底堅いというぐらいに考えてください。

長期投資においては、緑色の「不況」関連株を中心にポートフォリオに組み入れます。例えば、全体の55%をデ「不況」関連銘柄で占め、残りの45%をそれぞれ15%ずつ、その他の景気局面に分散するとします。つまり、不況55%、回復15%、好況15%、後退15%と言った感じです。

次に、保有銘柄数と投資したいセクターを決めます。例えば、最初は8銘柄前後を目安に投資するとして、セクターを以下の通りに分散したいと考えたとします。

生活必需品株(飲料)
生活必需品株(たばこ)
ヘルスケア株
通信株
金融株
ハイテク株
消費サービス株
エネルギー株

次にそれぞれの比率を仮決定します。
生活必需品株(飲料):20%
生活必需品株(たばこ):15%
ヘルスケア株:15%
通信株:5%
金融株:5%
ハイテク株:10%
消費サービス株:15%
エネルギー株:15%
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景気循環別で見ると以下の通りになります。
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最後に企業分析をして、銘柄を組み入れます。以下のポートフォリオは主にバフェット太郎の保有銘柄を、例として組み入れてあります。
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コカ・コーラ(KO)20%、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)15%、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)15%、マクドナルド(MCD)15%、エクソン・モービル(XOM)15%、IBM10%、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)5%、ウェルズ・ファーゴ(WFC)5%

企業分析を最後にすることで、保有銘柄数を多く組み入れるといった失敗をすることもなければ、特定のセクターに偏ったポートフォリオになってしまうことも避けられます。誰しも重要だと考えている特定の経営指標があって、例えばそれが営業利益率だった場合、ハイテク株や医薬・バイオ株などばかりに投資する羽目になります。また、配当利回りを重視する場合、エネルギー株ばかりになったりします。すると原油価格が急落した局面で、大きな損失を抱えることになってしまうのです。保有銘柄数を増やしたい場合、景気循環別ポートフォリオを考慮することで特定のセクターばかりに投資してしまう失敗も避けられます。

また、一度に大量に株を買うのではなく、少しずつ買い足してポートフォリオをつくっていくことで無理なく保有銘柄数を10~20までなら増やしていけると思います。大事なことなので何度も言いますが、20銘柄を超えるような分散投資はほとんど効果がないので、行き過ぎた分散投資は控えてください。

グッドラック。
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