バフェット太郎です。

英国のEU離脱を理由に長期投資をやめるとかア〇なのでしょうか。相場見通しの悪化を背景に長期投資を諦めようと考えている投資家は少なくないと思います。そもそも長期投資を前提に配当再投資やバイ&ホールドを戦略としているなら、この程度のことで長期投資を投げ出したりしてはいけません。多分本人たちも長期投資を始めたばかりの頃は、まさかたった3%安の下落幅で米国株から撤退するとは思ってもいなかったでしょう。別の言い方をすれば、それほどまでに長期投資を続けることは難しいのです。

英国のEU離脱によるEU分裂危機を100年に一度の危機とか1000年に一度の危機とか言ったりする人もいますが、つい最近も100年とか1000年に一度の金融危機が起きたばかりです。またその前もITバブル崩壊と言って100年とか1000年に一度の大暴落を経験したばかりです。これは一体どういうことなのでしょうか。21世紀は人類にとって最悪の世紀なのでしょうか。なぜこうもアンラッキーばかり続くのでしょうか。

過去を振り返れば、100年とか1000年に一度の危機は大体8~10年置きに起きています。そういえば『市場リスク 暴落は必然か 』の著者リチャード・ブックステーバー氏も本書で「暴落は必然だから慣れろ」って言ってました。

つまり、暴落は必然だから、EUの分裂危機を背景とした相場見通しの悪化は長期投資をやめる理由にはならないんです。リチャード・ブックステーバー氏も、『投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識 』の著者ハワード・マークス氏も、『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす 』の著者ジェレミー・シーゲル氏も、歴史を学んだ賢者たちは皆口を揃えて長期投資を推奨しています。

バフェット太郎はこれからも長期投資を続けていくつもりですが、これから長期投資家が想定しておかなければならないストーリーがあります。それはこれから景気後退に陥った場合、株式に長期投資している投資家のパフォーマンスより、早々に長期投資から逃げ出してサクサクトレードしている投資家や、債券に多く投資している投資家の方がパフォーマンスが高かったりする場合があるということです。

金融雑誌などでは短期間で成功した投資家のインタビュー記事が度々掲載されるので、それを真に受けて長期投資を投げ出したりするようなダサいことはしないでください。ハワード・マークス氏も『日経マネー8月号』のインタビュー記事で「(年率)200%といったリターンを得た人を紹介している記事を目にするが、それは幸運を得たギャンブラーにすぎない。アマチュアは、適度なリターンを期待する長期投資家でなければならない」とアドバイスしています。

グッドラック。
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