バフェット太郎です。

株式市場が急落して、ここぞとばかりに一気に買い増す人は素人です。バフェット太郎はそんな素人臭いことをしたりしません。ゆっくり弱気相場を味わいながら、規律に従って淡々と買い増すだけです。

なぜ、一気に買い増すことは避けた方が良いのでしょうか。そもそもなぜ素人ほど一気に買い増したくなるのでしょうか。おそらく優れた投資家ほどここぞとばかりに大きく買い増すというイメージがあって、自分もそんな投資家になりたい!と考えているんだと思います。

でもね、つい先日の話なんだけれど、為替相場が1ドル105円を付けたとき、「ドルを全力買いしたった」報告がすごかった。

現在の為替相場は1ドル101円台で推移してるね!

何が言いたいかっていうと、ベストな投資タイミングを計るっていうことはみんなが思っているよりずっと難しいことだっていうこと。なかなかできることじゃないからバフェットやソロスは偉大なだけであって、素人の片手間資産運用程度のレベルでやってもただのギャンブルになるだけ。もちろんギャンブルだから成功する素人もいれば失敗する素人もいるんだけど。

で、英国のEU離脱危機で為替が1ドル100円を割り込んだときも、「ドルを全力買いしたぜ」アピールがまたすごかった。

うまくいくといいね!!

バフェット太郎は素人の片手間資産運用レベルでベストな投資タイミングなんて計れないことを知っているので、そういう素人臭いことはやらないんです。何度も言うけど規律に従って淡々と買い増すだけです。

念のため断っておきますが、バフェット太郎のやってる淡々と買い増す投資手法(ドルコスト平均法)はパフォーマンスを上げるためにやってる戦略ではありません。毎月の追加投資資金は給与を原資にしているので、結果的にドルコスト平均法になってしまってるだけです。もし投資資金が最初に用意したお金だけだとしたら、3年以内にポートフォリオを構築して現金比率は10%未満にし、配当による再投資を一年で一度だけとかにします。配当の合計金額が2500ドルにならないのなら、二年に一度でもいいと思います。

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そもそもドルコスト平均法とは、定期的に買い続けることで、株価が低迷している時期は購入株数が増え、株価が勢いよく上昇してバブル気味になっている時期は同じ金額でも購入株数が減少することを期待してるだけです。結局過熱気味の時にも投資をしなければならないので、すごく良い戦略というわけではないんです。

ドルコスト平均法で注意しなければならないことは、その会社が長期的に生きのこることが必須条件になるということです。別の言い方をすれば、超優良株やS&P500ETFなど一部の投資先にしか通用しない戦略なのです。間違っても新興株やバイオ株、ハイテク株など長期的に生き残る可能性の低い投資先にはやらないでください。

グッドラック。
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