バフェット太郎です。

27日のNYダウ株式市場は前日比-260.51ドル(-1.50%)安の1万7140.24ドルと続落して取引を終えました。下落した主な要因は、先週末に引き続きブレグジットショックがマーケットに広がったためです。ブレグジット以降の下げ幅は870ドルにもなり、二日間での下げ幅としては10ヵ月ぶりの大幅安となりました。ただし、パニック的な売りは見られず一定の秩序はあると市場関係者は話ています。

また、米国ルー財務長官もブレグジット決定を巡り、金融危機再来の兆候は見られないとの認識を示したことに加えて、週明けの株式市場が不安定な状況が続いているものの、「米経済は極めて堅調」であり、英国のEU離脱は新たな逆風だが、「米経済はこの状況を乗り切る」との見方を示しました。

格付け大手のS&Pは、英国の最上位AAA格付けを二段階引き下げてAAとしました。見通しはネガティブでブレグジットを受けて一段と引き下げる可能性もあると警告しています。

先物市場が織り込む年内の利上げ確率も、ブレグジット直前の62%からブレグジット後はわずか4%へと引き下がりました。市場参加者たちは年内の利上げはほぼないと予想しているというわけです。

利上げがないということから金融株は叩き売られました。特に売られたのはロンドンでの事業規模の大きいシティ・グループ(C)とバンク・オブ・アメリカ(BAC)で、Cは-4.52%安、BACは-6.31%安と急落しました。
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チャートは米国で最も優良な銀行株とされるウェルズ・ファーゴ(WFC)の5年チャートです。株価は45ドルで、これは過去三年間で最も安い水準であり、PER11.06倍、配当利回り3.33%とバリュエーションも魅力的です。加えて円高効果もありますから日本の投資家からすれば投資妙味が増していると言えます。

★★★

ブレグジットショックは投資家にとって最悪な出来事なのでしょうか。いっそのこと逃げ出してしまった方が良いのでしょうか。バフェット太郎はそうは思いません。過去を振り返ればバリュー株投資家や長期投資家にとって「悲観」こそが「富」を作り出す要素なのだから。

グッドラック。