バフェット太郎です。

独立系資産運用大手のフランクリン・リソーシズ(BEN)がダブルボトムを形成し底を打ちました。

BENはフランクリンやテンプルトンなどのブランドを多数所有し、70年近く前に操業した国際分散投資の草分け的な存在です。35ヵ国に拠点を持ち、150ヵ国以上に顧客を持っています。また、150以上の投資戦略を管理し、運用資産総額は8800億ドル弱にものぼります。(出典:『米国会社四季報』)

先月、英国のEU(欧州連合)離脱決定を受けて以降、金融株は軒並み売られており、BENも例外なく売り浴びせられました。BENはもともと運用パフォーマンスの悪化により資金流出が問題になっていただけに追い打ちをかけるように売られたわけです。
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チャートはダブルボトムを形成しています。ちなみに円建てでみると以下の通りになります。
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2014年11月の6745円をピークに3361円と高値から約-50%暴落しています。

【経営成績】
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過去10年を振り返れば、順調に業績を拡大させていることが確認できます。営業利益率は高く、過去10年の平均営業利益率は34.8%となっています。
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EPS(一株当たりの利益)、BPS(一株当たりの純資産)、DPS(一株当たりの配当)は順調に拡大しており、配当に至っては36年連続で増配しています。また、配当性向が18%と低いため、当分のあいだ連続増配記録が止まることはなさそうです。
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設備投資が必要ないため、莫大なフリーCFの創出に成功しています。BENは時価総額の約半分に相当する額を海外に保有しており、典型的なキャッシュリッチ銘柄です。また、莫大なフリーCFを利用して積極的に自社株買いを実施しています。過去4年間で発行済み株式数の8%を買い戻しているのですが、これは利回り2%を意味します。つまり、配当利回り2.18%を足し合わせれば、株主利回りは4.18%になるということです。PER11.71倍も過去を振り返れば非常に割安な水準です。

ちなみにBENの運用パフォーマンス悪化の主な要因は、エネルギー株投資への失敗によるものなので、一時的な要因にすぎません。優良株はこのような一時的な要因で売られているときに買うと成功しやすいです。

グッドラック。

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