バフェット太郎です。

バロンズに「質の高い配当銘柄の探し方」との記事。バフェット太郎の投資戦略は、高配当利回りの優良株に投資し、配当を再投資するというものなので、こういう記事にすーぐ釣られる。

米国の株式市場は過去最高値を更新しているわけですが、英国のEU(欧州連合)離脱の決定を受けて先行き不透明感が広がっていることに加えて、S&P500指数構成銘柄が5四半期期連続で減益が見込まれているなど、見通しは決して明るくありません。

そこで、今こそ増配銘柄に注目すべしと、バロンズは「S&P500配当貴族指数」などの連続増配株への投資を推奨しています。

【S&P500配当貴族指数】
S&P500配当貴族指数とは、S&P500構成銘柄のうち、過去25年間連続で増配している大型優良株に投資するというもので、配当を再投資することでトータル・リターンの最大化を目指すものです。

なぜキャピタルゲイン(値上がり益)だけでなく、インカムゲイン(配当)を重要視するのかと言えば、1926年以来、配当は株式のトータル・リターンのほぼ3分の1を占めていることがわかっているからです。配当を再投資することでトータル・リターンの最大化が期待できるというわけです。

S&P500配当貴族指数に組み入れられる条件は、S&P500構成銘柄であることに加えて、25年以上にわたり毎年一貫して増配を実施しているかといったことです。具体的な銘柄には以下のようなものが挙げられます。

【マコーミック(MKC)】
世界最大級の調味料メーカーで、スパイス、ハーブ、調理用ソース等を製造しており、売上高の6割は家庭向けです。(PER:31.18倍、配当利回り:1.63%)

【シンシナティファイナンシャル(CINF)】
総合保険サービス会社で正味収入保険料ベースで全米25位内です。主に法人向けの損害保険事業を手掛けています。(PER:18.15倍、配当利回り:2.52%)

【AT&T(T)】
世界最大級の総合通信会社です。米通信業界は実質Tとベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の二強。(PER:18.15倍、配当利回り:4.51%)

【CRバード(BCR)】
世界90ヵ国で展開する医療機器メーカーです。(PER:156.96倍、配当利回り0.44%)

【クロロックス(CLX)】
家庭用品メーカー。住宅用洗剤、洗濯用洗剤・漂白剤、食品ラップからドレッシングやソースなども製造しており、除菌用ペーパータオルの全米シェアは5位で米国内売上が約8割を占めています。(PER:26.66倍、配当利回り:2.33%)

(出典:『S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス』)

2000年のはじめにS&P500配当貴族指数に投資し、今年の6月末まで配当を再投資した場合のトータル・リターンは389%にも上っています。一方でS&P500指数は96%でした。また、ボラティリティ(株価の変動率)でもS&P500ETFに比べてS&P500配当貴族の方が低く、安定した資産運用が期待できることから、つまり、資産の成長性と安定性の両面でS&P500ETFより優れているということです。

現在、世界経済の先行き不透明感から配当利回りの高い銘柄に資金が流入しやすいので、これからますます配当再投資戦略が注目されると思います。

グッドラック。