バフェット太郎です。

15日のNYダウ株式市場は前日比10.14ドル(+0.05%)高の1万8516.55ドルと6日続伸で連日のように史上最高値を更新しています。英国のEU(欧州連合)離脱を受けて狼狽売りしてしまった投資家はいま、一体どんな顔をして相場を眺めているのでしょうか

この日はシティ・グループ(C)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)などの金融株が決算を発表しましたが、前日に発表されたJPモルガン・チェース(JPM)の好決算から、市場の期待が高まりすぎたため、想定内の決算内容に株価は下落しました。Cは-0.27%安の44.33ドル、WFCは-2.51%安の47.71ドルで取引を終えました。また仏国南部ニーズで起きたテロ事件を受けてデルタ航空(DAL)は-2.44%安の39.98ドルと旅行関連株が値下がりしました。

金融株や旅行関連株が売られる中で米国経済指標は良好でした。

商務省が発表した6月の米小売売上高は前月比、予想0.1%増に対して結果0.6%増と予想を上回りました。小売売上高が増加した主な要因は、自動車販売台数が伸びたためです。

また、6月の米鉱工業生産指数は前月比、予想0.2%上昇に対して結果0.6%上昇と予想を上回りました。鉱工業生産指数が上昇した主な要因は、自動車を中心に生産活動が活発になっているためです。

こうした良好な経済指標を受けて資本財株が中心に買われ、相場の下値を支えました。

さて、バフェット太郎のような長期投資家は短期的な値動きは無視しなければなりません。それは、たとえ英国がEUを離脱しようとも、あるいは欧州各国でテロ事件が多発しようともです。もっと言えば、リーマンショック級の暴落が来たとしても、長期投資家は保有株を決して売らず、むしろ買い向かわなければならないんです。

運用資産が500万円の投資家は、市場が20%下落するような暴落局面で100万円を失うわけですが、バフェット太郎は3000万円以上運用しているので600万円以上を失うわけです。長期投資家はそういうのを覚悟しなくちゃいけないし、リチャード・ブックステーバーの言う通り暴落に慣れなくちゃいけないんです。

ただし、誤解してはいけないのは、「暴落に慣れる」=「鈍感」という意味ではありません。暴落に慣れるには、それなりの銘柄を選ぶ必要があります。別の言い方をすれば、暴落がこようとも安心して保有できる銘柄でなければならないんです。つまり「暴落に慣れる」=「優良株×連続増配株への投資」となるわけです。

バフェット太郎の場合、それがコカ・コーラ(KO)であり、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)だったりするわけです。これらの銘柄はあらゆる景気局面を乗り越えて増配を繰り返してきた実績があるので安心して保有できるんです。一方でアマゾン(AMZN)やフェイスブック(FB)のような優良株は高PERであるということに加えて無配であるため株価を下支えするものがないんです。そのため、これらの銘柄を保有している投資家が暴落に慣れるということはあり得ません。つまり、長期投資をするならAMZNやFBに投資していてはいけないんです。

例外として激しすぎるボラティリティ(株価の変動率)を許容できるならありなのでしょうが、グロース株の長期投資で成功した投資家はほとんどいません。なぜなら成功し続けるグロース株がある一方で、淘汰される百万のグロース株があるからです。また、投資家が保有しているグロース株が淘汰の対象となる銘柄なのか、あるいは、淘汰こそされないものの、PERの切り下げにより株価の上昇が期待できない株になるのか誰にもわかりません。

もちろん、あなたが間違った銘柄選択をせずにボラティリティを許容できる覚悟があるなら、グロース株への長期投資を誰も止めたりはしません。世界中の優れた投資家たちが人生を賭けてグロース株へ投資して失敗している一方で、普段はサラリーマンとして働くあなたが、片手間程度の資産運用でサクッと世界中のエリートを出し抜く可能性は0ではないのだから。

グッドラック。
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