バフェット太郎です。

リテール銀行大手のウェルズ・ファーゴ(WFC)が第2四半期決算を発表しました。内容は予想に一致しました。

EPSは予想1.01ドルに対して、結果1.01ドルと予想に一致しました。
売上高は予想222億ドルに対して、結果222億ドルとこちらも予想に一致しました。

新規融資に対する引当金の積み増しに加えてエネルギー関連融資での焦げ付きの増加、また経費拡大が響いて利益が3.5%減少しました。

決算内容は予想を上回ることが期待されていだだけに、株価は前日比-2.51%安と、英国のEU離脱危機以来の下げ幅となりました。ただし、WFCは米国の住宅ローンや中小企業向け融資、また自動車ローンが主力であるため欧州の景気に業績をあまり左右されません。

【経営成績】
1
09年以降売上高が倍増しているのは、08年にワコビア銀行を合併したためです。以降、売上高こそ横ばいが続くものの利益率は改善されています。
2
BPS(一株当たりの純資産)は順調に拡大しています。一方でDPS(一株当たりの配当は)は金融危機時に信用状況がさらに悪化した場合に備えるための余剰資本を短期的に増やすため、大きく減配しました。また、Fedからの要請により公的資本の注入を半強制的に受けざるを得ませんでした。別の言い方をすれば、WFCは金融危機で最も安全だった銀行のひとつだということです。
3
本業の儲けを表す営業CFとフリーCFは不安定ですが、銀行株ではこれぐらいフツーです。
4
株価は前日比-2.51%安と沈んだものの、長期投資家にとって数少ない優れた銘柄であることには変わりありません。もし、長期投資家が金融株をポートフォリオに入れたいなら、最有力候補となる銘柄はWFCです。

現在のバリュエーションはPER11.72倍、配当利回り3.11%と魅力的な水準です。

グッドラック。
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