バフェット太郎です。

29日のNYダウ株式市場は前日比-24.11ドル(-0.13%)安の1万8432.24ドルとまちまちで取引を終えました。グーグルを傘下にもつアルファベット(GOOGL)やアマゾン(AMZN)の好決算が株式市場を下支えした一方で、予想を下回る決算を発表したエクソン・モービル(XOM)が市場全体を圧迫しました。また、この日発表された米GDP速報値も懸念材料となりました。

米商務省が発表した米第2四半期GDP(国内総生産)速報値は予想2.6%増に対して、結果1.2%増と予想を大幅に下回りました。また、第1四半期GDPは従来発表の1.1%増から0.8%増へ下方修正されました。GDP成長率が2%を下回るのは3四半期連続で景気回復の勢いが鈍化傾向にあります。

GDPの三分の二を占める個人消費は前期比年率換算4.2%増でした。これは14年終盤以来の高い伸びで、個人消費が活況であることを示しています。

一方で、これまで成長の牽引役を果たしてきた住宅投資は6.1%減と落ち込みました。

企業の設備投資尺度である非住宅固定投資は2.2%減少しました。これは3四半期連続で、企業が将来の景気見通しにネガティブになっていることを示しています。一方で、企業は在庫を大幅に削減しており、GDP成長率を1.2%押し下げました。しかし、在庫を除く最終需要は2.4%になので見た目ほど悪くはないことがわかります。また、在庫の減少は年内の生産を押し上げ要因にもなります。

投資家が注目している利上げ見通しに関して言えば、GDPは予想を下回る数値だったものの、最終需要は見た目ほど悪くなかったことに加えて、FRBは雇用とインフレに注力しているため、政策金利に与える影響は軽微です。米国株投資家は過度に悲観的になる必要はありません。

グッドラック。