バフェット太郎です。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす 』において、ペンシルベニア大学ウォートン・スクール(金融学)のジェレミー・シーゲル教授は、市場平均に勝つ方法として、超優良高配当株に投資し配当を再投資すればよいと主張しました。

【バフェット太郎10種】
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バフェット太郎はジェレミー・シーゲル教授の影響を強く受けて上記のポートフォリオをつくり、素直に配当再投資をしました。結果、年初来の配当再投資を含めたトータルリターン(ドル建て)は以下の通りになりました。
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バフェット太郎10種のトータルリターン:13.75%(手数料・税金含む)
iシェアーズ・コアS&P500ETFのトータルリターン:7.63% (手数料・税金含まず

バフェット太郎10種のトータルリターンは市場平均を大幅にアウトパフォームしました。これはS&P500指数の年初来上昇率が6.34%だったのに対して、バフェット太郎10種のそれは13.09%だったためです。 また、手数料・税金もバフェット太郎10種では含めていますが、S&P500ETFには含めていません。また、信託報酬も含めていないので、S&P500ETFの実質的なトータルリターンはさらに低いです。

パフォーマンスに貢献した上位5銘柄は以下の通りです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):+21.91%
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ):+19.88%
ウォルマート・ストアーズ(WMT):+19.04%
IBM(IBM):+16.71%
アルトリア・グループ(MO):+16.30%

バフェット太郎10種は全てS&P100種構成銘柄であり、アルトリア・グループ(MO)とフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を除く八銘柄はダウ構成銘柄であることから、NYダウETFやS&P500ETFに連動すると誤解する読者もいるかもしれませんが、実際は全く別物です。

なぜなら、バフェット太郎10種のポートフォリオの半分は生活必需品関連株が占めているからです。

【バフェット太郎10種】セクター別ポートフォリオ
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【NYダウ30種】セクター別ポートフォリオ
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【S&P500指数】セクター別ポートフォリオ
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2016年上期は、利上げ時期が先送りされたことで金融株が軒並み売られました。NYダウやS&P500は金融株をそれぞれ17%組み入れているのに対し、バフェット太郎10種では0%だったためリターンの差が拡大しました。

ほとんどの個人投資家にとって、S&P500ETFに長期投資し配当を再投資するという戦略が最適解であることに変わりありませんが、経験を積んだ投資家なら個別銘柄投資し市場平均に勝つことだって不可能ではないと思うのです。それを証明するためにバフェット太郎は実直に記録を続けているわけです。

過去に答えを求めれば、S&P100に採用されているような超大型株の中から、安定して配当を出す高配当株に投資し、配当を再投資することで市場平均をアウトパフォームすることができると思います。また、必ずしもS&P100から選ばなければならないというわけではありません。例えば、楽天証券やマネックス証券などのネット証券では買えませんが、スイスの食品大手ネスレ(配当利回り3%弱)だって良いし、製薬大手のノバルティス(NVS)だって配当利回り3%超えてるんでアリだと思います。(ちなみにNVSはADR(米預託証券)でネット証券からでも買えます)。

大事なことは誰もが認める超大型優良株であり、配当を継続して出してきた実績があることです。営業利益率とかROEも確かに重要ですが、セクターに影響を受けるので必ずしも20%以上なければならないなんてことはないです。で、そうなるとほとんどのシーゲル流の投資家が同じような銘柄ばかりに投資することになるんですけど、それを恥じる必要はありません。未熟な投資家ほど、自分にしか見つけられないシーゲル銘柄を見つけようとして沼にハマるものです。誰もが知っていて、誰もが認めている株に投資することはダサくてカッコ悪くて退屈なことですが、それこそが成功の条件だったりするんです。

その他にもシーゲル流投資における注意点はいくつもあるのですが、実はそれは過去に何度も書いてきました。あ、だからと言って過去記事をわざわざ検索する必要はありませんし、何だったら過去記事の内容をどんどん忘れてくれても結構です。なぜなら、バフェット太郎は同じことを何度も書くからです。

グッドラック。
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