バフェット太郎です。

11日のNYダウ株式市場は前日比+117.86ドル(+0.64%)高の1万8613.52ドルと史上最高値を更新して取引を終えました。上昇した主な要因は予想を上回る小売り企業の決算と原油高を受けて「買い」が進みました。

百貨店大手メーシーズ(M)の第2四半期決算は前年同期比-4%の減収だったものの、予想を上回ったことで株価は前日比+17.09%高と急騰しました。また、Mは6四半期連続で減収したことで、100店舗閉鎖しEコマース事業に経営資源を集中させるとのこと。同業大手のコールズ(KSS)も第2四半期決算が市場予想を上回り、株価は前日比+16.17%高と急騰しました。

この日、原油相場も堅調でした。IEA(国際エネルギー機関)の月報で第3四半期の石油在庫が減少するとの見通しが示されたことが好感されたことに加えて、サウジアラビアのファリハ石油相が9月のOPEC非公式会合で、原油市場の安定に向けた措置について協議する見通しと話したことも原油相場の上昇に繋がりました。原油先物価格は前日比+6.04%の大幅高となりました。
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原油先物価格の日足チャートです。目先のターゲットは46ドルになります。

また、労働省が発表した米新規失業保険申請件数は予想26万5000件に対して、結果26万6000件とほぼ市場予想通りで、労働市場が強さを保っていることが改めて確認されました。

好調な労働市場を受けて、今まで投資マネーの逃避先になっていた金鉱株の先行き見通しが悪くなってきました。
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マーケット・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)の日足チャートです。株価の上値が切り上がっているのに対して、RSIとMACDの上値が切り下がっている逆相関の関係が確認できます。これをダイバージェンスといって、強気相場の最終局面に出やすいシグナルです。つまり、今後金鉱株は調整局面を迎える可能性が高いということです。

グッドラック。